生足を露出させる女性を見るとイラつくという話
タイトルからして性格が悪いし、そもそも長い。
ただのしょうもない話を展開します。
日本というお国では、女性専用車両なるものが存在したり、女性の雇用促進、福利厚生面での厚遇があったりなど、世界的に見て扱いは上位に位置しているといえる…だろう。もちろん、こういった女性への社会的配慮は一切否定するつもりはないし、むしろ日本の良い点とすら思う。
しかし、その側面として、主に電車などでの「痴漢冤罪」といった事例も少なからず発生してしまうのも事実。
出る杭は打たれ、異端者は徹底的に敵視される風潮が依然として残る日本社会においては、男性がこの「冤罪」に巻き込まれると社会的に非常にマズイ、面倒な事態に巻き込まれること必須。男性にとってはリスクしかない。
さて、そのような社会で生きる僕もまた男性の一人。つまり、公共交通機関で「リスク」を伴う可能性が常に付きまとっている訳だ。
で、タイトルの話。
「生足を出している女性」を見かけたとき。
男性本能として、その肌色に少し反応してしまう。目が泳ぐ、と言うほどでもないかもしれないが、オスという種である以上はこの反応は避けられない。
女性側としては、すれ違う、出くわす男性の反応に対してどのような態度を取ることもできる。ここで男女の立場の圧倒的な優劣が存在する。もちろん、女性が純然たる優位者だ。
その立場を利用し、頭が切れる者ならばそれらしい反応を露骨に示した男性に対し、先述した「冤罪」に巻き込むことだってできてしまうかもしれない。例え、男性側にそのような意図が心底無かったとしても。
「生足の露出」とは、僕にとって男女の社会的扱いを利用した男性不条理の象徴にも思えてしまい、僕にはどうにも気分が悪い。
住んでいる社会が違えば、生足を見たときの反応はきっと違うのだろう。
「ああ、素晴らしい美脚だ」と素直に見惚れ、人によってはその者をパートナーとしたい、という衝動に陥るかも分からない。
しかし僕はそうではない。
この女性保護社会においては、生足を見たとき、「痴漢冤罪」「見るな、キモオタ!」「やっぱり男はキモい!」このようなワード、事例を即座に連想してしまう。
「自分が見たものに対し、どのような感想を抱くか」
ということについては、当たり前だが個人差がある。
性に対する、恍惚とはいかずとも、それに似た素直な「情動」よりも、
性をはじめとした社会的諸問題を避けるための後ろ向きな「リスク回避」、それに基づいた後ろ向きな「情動」が上回ってしまう。
これについては、動物本来が持つ本能的反応よりも、周囲の社会環境による教育(?)の方が人にとって強く印象付けられるということの実例とも言えるだろう。つまり、本能を理性が上回っている。
このような精神状態は悪だ、と断ぜられる。
さて、何がいけないのだろうか。
暑いから、男性を惹きつけたいから、諸々の理由で短いパンツを身に纏う女性か?
そういった女性を見て、思わず否定的な感情を抱く僕のような男性か?
僕の回答は、そのどちらでも無いと思っている。
後天的に身につく知識によって、本来起こすべき情動をも凌駕する「超・理性的情動」を抱かせるようにしてしまう、「社会環境」、「教育」にこそ問題がある。
最近、Twitterのトレンドにそのようなワードが上がっているのを見かけた。「日本の性教育は欧米に比べ10年遅れている」、と。
僕は欧米の性教育、性事情はよく調べていないが、少なくともことに日本においては、小さな問題として、僕のような不健全な精神状態の男性もいる、というわけだ。性教育の弊害と言えないこともない。
さて…前置きで触れた「女性への配慮」とあるが。
「女性」とは、どの年代の人のことを指して言っているんだろうね?
学校教育を受ける、6〜18歳の「女子」はその「女性」に入っているか?
ここでの「配慮」、男女間の性問題解決のための重要な糸口だと思っているよ。
とりあえず、こんなでお話を終えます。
バスに乗るとき、隣に生足を出している女性の方いる席に座ったものだから、思わずタイトルのようなことを考え、記事を書くに至った。
で、書き終えたら定期内のバス停越えて超過料支払うハメになりました。トホホ…。
が…それでも言っておきたい。
僕自身にだって問題はある!!
ヘタレでサーセン!!!
以上!!
アリスと蔵六 7話感想
突然ながら観たアニメの感想書き殴りです。
心を動かされたお話を観たときに、たまにやるかも。
この作品なかなか好き。
異能の力を持つ、(自我や論理的思考能力が発達しきっていない)子供が現代日本社会に現れたらどうなるか、という仮想実験を真面目にやってるので好感が持てる。
そして、そのような仮想実験の類はれっきとしたいちSF作品としてカテゴライズできるだろう。
で、7話。
・細部の描写
食事シーン。拘りを感じられてすき。あんかけ料理やシューマイなど、線の色を変えてちゃんと中華料理を描くこだわり。
料理がちゃんと描かれている作品は好感が持てる。(キャベツという前例)
キャラクターの服飾。
子供が着ていそうな縞々シャツ+パーカーやワンピースはパステル調の色合い…なんて近所の女の子を見るといてもおかしくなさそうな感じ。しかも日が変わるとちゃんと別の服を着ている。
と同時に、蔵六じいさんが以前買い物にいったときの描写があるので、そこで紗名のために似合う服を用意したんだなぁ…とか色々想像ができる。それか早苗のおさがり?
蔵六さん、結構オシャレなんだよね。仕事柄そういう能力がなくてはやっていけないようなので説得力がある。その歳に似合った暗い色調ながら紺色の差し色加えていたらとか…。そういう大人ファッション描写もちゃんとしてるのも好き。
服のプリント「love」「what(だっけ?)」なんかも、もっと上の年になるとダッセー、となるのだけど、10歳ごろの子供が着ているとかわいらしくていいね。
・ストーリー
あさひとよなが、なかなか暗いバックボーンを持っている。異能の力に目覚めたのは父の虐待がきっかけなのかな?強いストレスが能力発現のトリガーなのだろうか。
それにしてもあれ見る限りは親殺しということになるのか…?尊属殺人…。
どっちか忘れてしまったけど、片方が姉を演じるために「〜ですわ」のお嬢さま口調になるのは二人は違う人間であるという差別化のためなんだろうな。二人が紗名に謝るシーンではお嬢さま口調も抑え気味で、どっちがどっちの発言なのか曖昧だったし。今後のこの姉妹の行方も気になる。
早苗ちゃんも紗名の養子入りのおかげで紗名の姉として成長し始めている様子。
深夜に二人の居間での会話を廊下越しに聞いて、それを聞き流してベランダで一服する蔵六じいさんも、過保護でなくていいな〜。本当に一貫性のある素敵なおじいちゃんだ…。
この作品の「能力者たち」の性格というか喋り方は、どことなく現代人のそれと違ってどこか歪なんだけど、それを自然に表現しているのがよい。それだけ一般人サイドの性格が現代人とズレがなく描けているということでもある。
ただ、一条さんだけは例外かな。警察組織側で研究所の関与薄いみたいだし。ただそういう人の方が怖いよね…自分の能力を把握しきっていて、かつれっきとした「大人」。
とはいえ一個人であることに変わりはないので、警察、ひいては国家という巨大な組織に飼いならされてる以上はさして問題はなさそう。いろんな意味で。
なかなかにメインキャラそれぞれの行動原理が自然なので楽しく観れる。
現代日本に溶け込む異質な能力を持ったヒト、というシチュエーションではなんとなく「おおかみこどもの雨と雪」を連想するなぁ。こっちはどんな結末を迎えるんだろうか。
前鋸筋
0524水
⇨読み:ぜんきょきん。上半身の筋肉の一部。左右の大胸筋の端の直下につく筋肉のこと。
イラスト:三日月と狼の王(途中)
これ完成にすごい時間かかりそうだけど、頑張るぞ!
メカから逃げたくない…というより、ちゃんと描いておきたい。
デッサン:足など
うーむ、ひどい。
また明日!