Hello,Vifam
↑AT-STの歩行音(64のゲームから引用したもの)。サイコーよね。
バイファム描いてます。
そして、部屋にAT-STのプラモ積んでたのでパチ組み。(積みプラモの氷山の一角に過ぎないが)
でもディテール細かくてこれだけで正直満足。
中の兵士やコンソール類だけでも部分塗装しようかな。あとはつや消し吹く程度とか?
気が向いたらだけど。
バイファム、Amazon primeで観ようとしたら有料だった…。
以前は無料対象内だったような?悲しいなぁ。
明日で線画まで終わらせて、今週中に完成させるつもりです。
未視聴のアニメのロボ描くのは初めてだけど、バイファムカッコいいもんなぁ。OPかっけー、マジで。
アイドルマスター2(PS3版)を遊んだ
タイトルの通り。トロフィーをコンプリートしたので、プレイした感想等を書いていきます。
初回は攻略本も何も見ずにプレイ。春香さんでバッドエンドに直行。
これじゃ「i」がトラウマになっちゃうよ...。
正直ゲームシステムをあまり理解してなかったし、ライブ時の操作方法もイマイチで最悪な結果になってしまった…。
2週目からはwikiや動画を参考にやり始める。
このときに特化打ちを覚え、それを実行するようになりました。もちろん響を入れてDA特化です。あとは何週目に何実行するかのテンプレみたいのも見つけたんで、それのとおりにプレイ。
しかし2週目もトゥルーエンドならずで、地方での受賞を取りこぼしてしまった。
3週目も同様。
4週目あたりでノーマルのVESPERIAを攻略してのトゥルーエンド到達ができるようになったので、その後の週からは難易度ハイパーでプレイ。
千早の週で首都圏の歌姫歌王子フェスをクリアしてエンディング迎えようと思ったけど叶わず。
しかし真の週では全地方の歌姫歌王子フェスを制覇しつつ、51,52週目あたりで第一種禁忌接触フェスの突破も果たす。禁忌フェスがおそらく最高難易度だよね…?
禁忌フェスは、むしゃはる団長(+安宅さん)をつけて臨んだら、意外とあっさり勝ててびっくり。(それ以前にスガモのお守りで何度も負けたけどね。スガモ役に立った記憶がねぇ…)
やっててドンドン成績というかプレイ効率が上がっていくのが気持ちよかった。
以下は各シナリオの感想。
●春香
仲間のためにひたすら頑張る姿が健気で、本当に尊い。事務所で徹夜してしまったり、それが長引いて熱を出してしまったり、そんな自己管理の出来なさに強く自己嫌悪を抱いたり…
春香の「前のめりに元気」な所がすごく好きというか、…好き以外の言葉が出てこないです。
終盤ストーリーの「ハリウッドになんて行かないで下さい!」とプロデューサーに泣きながら訴えるシーンはマジで心にくる。と、「私たちのそばにずっと」から「私のそばに」と言い直す所なんか...ちょっと最高すぎる
頼れる人がいなくなったら、という不安
大好きな人に本当はそばにいてほしいという本音、
そんな自分の周りの人のことが大好きな春香の感情がどっと溢れるシーンで、マジで涙不可避。
その後に春香がプロデューサーに寄り添うシーンも…言わずもがな最高。文字で書くのは野暮に思えるが…。
元気なんだけど、空回りしたり、それで自分を責めたり…いつだって忙しい感じがするけど、そうやって前に進んでいく春香が本当に尊い。
基本頑張って周りを巻き込んでいくんだけど、最後の最後でもどこか悩んだり...基本一直線なんだけど、その反面で悩んだり弱ったりする春香...やっぱりステキなんだよね。
すごく等身大の、「普通の」女の子って感じがしてやっぱり大好きだ...。
プロデューサーが日本に戻ってきてからのちょっとぐいぐい押し気味になる春香も好き。
それでもプロデューサーに対して「す...」って、「き」が言えずにいるちょっとシャイ(?)な所とか。
春香シナリオはアニマスの雰囲気を持ってきた感じ(というよりアニマスがこちらベースなんだろうけど)で、後味すっきり感があって楽しめた(小並感)
そんなわけで、リーダー春香は執念の3週しました。
1週目は初回プレーでバッド。2週目は要領掴みつつだったがグッド(?)エンドどまり(歌姫歌王子全制覇ならず)。3週目は他の子全員リーダーで終えてからトリということでプレー。もちろんトゥルーエンドで!これの結果が記事の二個目の写真です。
最後の週で最高の結果を取って終えられてよかった。
●千早
正直シナリオの好みでは千早が一番好き。
歌うことや、それに関連すること以外にはほとんど無頓着でひたすらストイックで、彼女をそこまで駆り立てさせる事情が泣ける...。
弟を失くしただけでなく、親との離別をも経験してるし、家庭環境は事実上の崩壊。
千早にとっての残されているものは、きっと本当に歌だけだった。だからこそ体に爆弾を抱えていようとも、最後まで突っ切ることができたんだろうなと思った。
そんな孤独な千早にとって、プロデューサーは単に仕事上の関係というだけでなく、自分に寄り添う家族としても機能していたというか...それよりかは恋人とも感じていたんだろうか。無意識に。(お互い無意識にそう感じていたかもしれない)
そう考えると、プロデューサーが千早の看病にあたって、彼女の額に手をあてるなど、身体の触れ合いのときに「もう少しだけそのままで...」なんて言っていたのは、孤独な自分に寄り添ってくれる人がいて、そのぬくもりに浸っていたい気持ちの表れだったのかもしれない。...ああなんか、すごい泣ける...。
とにもかくにも、
「過去に家族とのいざこざがあり離別し孤独を味わう身分」
「一つの事にひたすら打ち込み、類まれな能力を見せる」
「一方で本当は喉に炎症をかかえていて、歌うたびに自身を蝕んでいく」
こういう要素が、ザ・主人公って感じで最高に燃えるというか、好き...。(不謹慎)
●美希
脳みそが溶けるかというくらい甘々なシナリオだった...
美希はプロデューサーの言葉を自分にとっての告白だとか、プロポーズだとか、そういう風に受け取って、それでなんだかんだ自分のペースで話を進めていく。
そういう話術(?)的な面でも才能があるのかもしれない。
ラストのプロデューサーを追ってハリウッドに行く&「ハニー、あいしてる」は破壊力半端ない...
美希はフットワークの軽さが凄いと思った(小並感)。
春香が自分の取り組むことに関して悩むキャラだとしたら、そういう時は美希は適当に寝て、その後のらりくらりと上手くやってしまうんだろうなぁ...とか思った。(比較がよくわからない)
全キャラ感想を細かにかくつもりだったけど力尽きた...。あとは(ほぼ)一言感想で。
・やよい:14歳という年齢なのに、アイドルという仕事と、家庭内の家事のほとんどと、そして学校...と、背負うものがあまりにも多い。だからこそプロデューサーに「兄」を求めているというやよいの姿は胸に刺さった。やっぱり...やよいの「お兄ちゃん」呼びを...最高やな!(もうロリコンでいいや)
・響:プロデューサーとの別れ際の言葉、「かなさんどー」をググってみたらニヤニヤしてしまった。それにしても、感謝の言葉を伝えるために1年も隣の家のおじさんを待ってるって...ちょっと重くないかそれ?
響の生い立ちも、父とは既に離別、沖縄からは自分で飛び出していって家族関係はあまり良いとは言えない...という「実は孤独」な境遇がサミシイ。
動物好きなのは、生まれつきではあるのかもだけど、そういう境遇からってのもあるんだろうね。この辺りはちょっと千早と似てる。
けど、響の場合はその影を感じさせないような明るいキャラクターだから気づきにくいという。でも背負ってるものはあるんだよね...。
「自分は完璧さー」という自信過剰な所も、そういう自分の生い立ちからくる気負いなんだろうなぁ。
人懐こいように見えて(その気はあるだろうけど)、一人でもやってみせるという気負いもある響。中々にいいキャラクターだった。
響にはお世話になりました(バーストのダンス6回的な意味で)。おかげでユニットに入れてる回数自体はナンバーワン!w
・貴音:ストーリーのスケールが大きく感じるというか、竹取物語的というか、純文学的雰囲気の放つストーリーでなんか面白かった(小並感)。
手腕の荒い大企業の大富社長、求婚を迫られるお姫様ポジションの貴音、そんな状況に立ち向かい、貴音を守ろうとするプロデューサー...。なんかワクワクするストーリーでしたね。
オチの大富を自分の配下にして毎日空港でプロデューサーを待つ貴音...という流れはワロタ。からの月を目指すみたいなスケールがでかすぎる謎の終わり方に更に草
全然関係ないけど、貴音は芸術分野にも秀でていて日本語の語彙は豊富だから、文学部とかでめちゃ活躍できそうだよなぁ...。
・真:アニメではそうでもなかったけど、ゲームでは以外とすぐに手が出る性格で、アニメ以上に荒々しい男らしい性格になっててちょっと驚いた。
でもそれゆえに、自分が乙女らしくなることに拘りを持ってる真が可愛く思える...。
あと、このシナリオのプロデューサーが一番天然ジゴロ感ある。プロデューサーは真を自分の弟みたいな感覚で接してるよねw
一方の真は、実は惹かれているという...。ラストでプロデューサーに駆け寄って抱き着くところとか、人工呼吸で口づけしたことを隠すときとか、すげーニヤニヤしてしまった。
・真美:プロデューサーの言う通り、頑張る理由なんかが子供っぽかったり、くだらなかったり感じるんだけど(「モテ対決に勝つため」という理由)、
そのことで争ってみたら、そんなことはつまらなかったと思う真美。
結局それが真美の成長なんだろうな。
亜美真美は言動が面白いなぁ。なんとなく逆転裁判っぽいノリ。ライターの筆が冴えてる感じで好き。笑顔になる。
・雪歩:ストーリー全体で、プロデューサーとの出会いを通じた内面の成長を歌にして綴る、という流れが文学少女的でステキ。
「萩原組」なんてのが出てきてびっくりした。
あとは、ラストでとっさの隠し事と、ちゃっかりした立ち回りする雪歩が賢い大人って感じでおおってなりましたね。
「雪歩が、俺のことを好きってこととか...?」なんていうプロデューサーに対して、「そんな当たり前のことは隠し事でもなんでもない」ってきっぱり言い放つ雪歩...成長しすぎ!
竜宮小町は...あずささんシナリオが一番すこですね。
自分が年長なのにおとぼけってことを気にしてるとことか、それでもあずささんなりに成長してるとこがあったりとか、「運命の人」が誰かを自覚し始めるあたりとか...
アイマス2、どのキャラクターのシナリオも泣けるとこや、笑えるところ、ニヤニヤできるところがあって楽しめました。
まずわかりやすいキャラクターの性格、特徴があって、そしてそれを掘り下げることに終始するシナリオ、ていう作りはいいね。キャラクターに凄い深みが出て、めっちゃ
感情移入できる。
と同時に、ちょっと自分の周囲に「こんな人いたな」とか、「こんなことあったな」とか思って、軽く酸っぱい気持ちにもなっちゃうよ...。
プロデューサーの熱血具合はほんと見習わねば。千早シナリオのプロデューサーはマジで熱い。恋愛事情に極端に疎い、ちょっと前時代的天然ジゴロ感出てるプロデューサーだけど、このシナリオだけはハッキリと自分の気持ちに自覚し、向き合ってるようにも見えるし。千早のストイックさにふれて、プロデューサー自身もストイックになってるようにも思える。
このゲームは、やり方が分かってくると成績もよくなって楽しい。けどここまでくるのに結構疲れたなあ。ワンフォーオールもあるので、近々やろうかな。
ステラステージは...ナオキです(PS4持ってないし、カネもないよ。)
「アイアン・スクワッド 甲鉄戦線」
みた。WOWOWで。
「劣化版チャッピー」の印象…。
悪い意味で草生えた。いや、草も生えないか…
人型メカが活躍するお話だというから釣られてみたものの、勧善懲悪的な話に終始してしまい、オチというオチも付かず終わり(戦闘自体は決着着いたけど)。
シチュエーションなんかはいいんだけど、見せ方というか、テンポなのかな?駆け足すぎてどうにも燃えられないというか。
「敵の大型強力アンドロイド兵器に対し、人間大サイズのドロイドのコントロールを奪って集団で攻撃して撃退する」
この倒し方自体はシステマチックなやり口で普通に好き。
敵方のボスの言い分がこれまた「聖母に見捨てられたお前はもういらない」とか、息子の身を案じることも一切しないわ、もう感情移入のカケラもできない単なる「ハナから悪役という型にはまったそういう役付」のキャラクターでつまんねぇ。いや、そのようなキャラクター自体はいいんだけど、その性格に説得力が欲しいんだ。
麻薬密売のマフィア組織のボスってんなら、狡猾な手腕を見せたり、上り詰めるまでに捨てた人間性などあるはずだ。そういう背景をチラ付かせることは一切せず、敵にも部下にも容赦をしない、個人的に不快なキャラクターだった。
逆に、良いキャラクターはアメリカ特殊部隊に投入されたAI「アダム」。
AIということもあり、相手の気持ちを推し量った、オブラートに包んだ物言いは一切ない。それでも、主人公(?)のことを大切な存在であるとは言う。
最終的には、このAIを主人公の頭脳チップからドロイドに移植することで、実体化…に近い状態となる。
こういうシチュエーションは好き。名前もなんだか洒落てる。
が…如何せん心理描写は非常に雑!!
アダムくらいしか良いと思えるキャラクターいなかったぞ!!
キャラクター達もバンバンあっさり死んでいくし。なんのドラマもなしに…。
イデオンみたく、「無意味な死に意味を持たせる」死に方をさせるのではなく、悪役の残虐性を強調するためにとりあえず殺しとく的な描写で、なんというか露悪的というか…受け付けなかったなぁ。
人間同士のやり取りっていう生々しさを一切感じられなかった。
映画
2よりは好き。ジョニーリコが大佐になってヒーロー然とした姿を見せているのでそこは嬉しかった。ファーストガンダムのあとのCCAアムロを見るかのような感覚だった。
ついにパワードスーツ「マローダー」が出てきて、活躍したのが一番嬉しかったね。ハイテク兵器は圧倒的な差を持って敵を駆逐し、戦局を変えるのだ。
…活躍すること自体はいいんだけど、ストーリーとしてはそれが開発される過程やメカニズムの話は一切せず、またリコ初めとするマローダー隊員達が操縦訓練する描写もなしに唐突に活躍し始めるもんだから、ちょっとそこまでの持ってき方が雑だったかな…。
しかも原作のパワードスーツはうさぎ飛びで移動したり、隊列を組んで移動することでそれっぽい雰囲気出てたのに、こちらじゃ重々しくズシズシ…というよりノロノロ動くだけ。そこが歯がゆい。「パワードスーツを活躍させる」こと一点にだけこだわり、その他のアクセントを犠牲に…というか雑にしている感が拭えない。
でもやっぱりかっこいいよ、マローダー。あと前々作主人公が登場するってシチュエーションも燃えるのよね!
ストーリー全体では、頭脳級バグズに魅せられた?総司令官がひたすら味方の足を引っ張る。
神よ、なんとかかんとかなどと意味不明な理屈を垂れるが、そこにストーリー上の関連は全くない。やたらと「神を信じる」などのワードが目立ったけど、宗教的観念とこの作品をどう絡めたかったかよく分からなかった。僕の想像力が足りないのか?
それで思い出したけど、マローダーが活躍する際に、元々その惑星に取り残されたヒロイン達が祈りを捧げる場面があったけど、あれをマローダーがアクション決めてる最中にされるもんだからテンポ悪くてストレスだった。演出が意味わからねぇ!
最近
ダリアノワール春香さん。久々のお絵かきです…。
本題。
最近みた映画などのお話です。
映画の話つっといて、アニメの話から!
谷口悟朗監督。この監督の作品ったら、ハズレがない!!!
すっげー面白かった。夢を追うことの辛さ、美しさ等を突きつけられる素晴らしい作品。
そのことが一番の軸にはなりつつも、人と人との絆、宇宙という未知のフロンティアで生きていくことの大変さや、ルナリアンをはじめとするそのような時勢ならではの存在等、未来の宇宙進出社会における新たな事情と、そしてそのことにより更に浮き彫りとなる先進国と途上国との差の拡大、つまり「持てる者」「持たざる者」との隔絶などが描写される。
「2070年代の宇宙進出時代」を様々な視点から、無駄なく描き切った最高の作品だと思う。
ラストは、とても上手くまとめられていて、後味も最高。
WOWOWでやっていたので、視聴。カルト映画的な魅力がある作品だとして知ってはいたのだけど、ようやく視聴しました。
どうせシチュエーション頼り、グロありきのB級なノリなんだろwとタカを括っていたが…めちゃ面白かった!
原作にあった、ジョニーの学生時代から始まり、機動歩兵隊の一員として一人前に駆り出されるまでの過程がテンポよく描かれていた。
尺の都合もあるし、原作独特の細かな哲学や理屈、思想はオミットされているものの、「市民」と「一般人」、「権力」を持てるものとしての兵隊の誇り、等、「宇宙の戦士」として大事な志は何かを登場人物たちが自覚しているよう、たくましく描かれていて原作のリスペクトを感じた。
やっぱり、「機動歩兵隊」なのにパワードスーツがないのは残念だけど、そのおかげか、次々と死んでいく兵士たちの姿に、人間たちもバグズと同じく、戦闘においては駒にすぎないと思い知らされた。
…ん〜〜けどやっぱりパワードスーツほしいよな〜〜!!!
個人的な嗜好で、そこだけは不満点なんだけど…その他は思いの外よく出来ていて面白かった。2時間ちょっとの時間があっという間だった。
これもWOWOWでやっていたので視聴。
これは、駄作だ。
閉鎖環境で、ただバイオハザードもどきの戦いが繰り広げられるだけ。
今作ではバグズの新たな形態として、ヒトに寄生し、ヒトを媒介とし更に寄生し…という容量で勢力を拡大するものが登場する。
それはいい。曲がりなりにもSFならば、このようなバグズが現れる背景や、そういった形態のバグズが出てくることへの哲学を見せて欲しかった。
そんなこともなしに、状況に対応するためにただスリリングなサバイバルバトルを繰り広げるだけ。そこに気色の悪い虫描写、頭部破壊なんかのグロ表現が付け足される。というかそこに頼ってないか?
前作スターシップトゥルーパーズも、もちろん過激な描写はあった。しかしそれはあくまで登場人物の痛みの表現として必要だから、そしてアクセントとなるからそう描いていただけで、そこに頼っていたわけではない。それでも戦う兵士たちの勇ましさ、悲痛さを描いていたんだ。極端に言えば、グロ表現がなくてもあの作品は成り立つ。それでも好きになれる。
が、この作品は、グロ表現なしではほぼ成り立たない。
ただ、ダックス大尉というキャラクターはカッコよかった。強いし、硬派だし、マッチョだし。「俺のことはいい、逃げろ!」をしながら英雄として散る様は燃えた。
その後に彼自身が否定した英雄として、連邦軍のプロパガンダとして利用されたのは皮肉だったし、そんなことひとことも発していないのに、「勝利の栄光ともに掴もう(だっけ?)」が最期の言葉として使われているのも実に皮肉が効いていた。そういうラストはいいんだけど…どうにも過程がなぁ。
画面も暗いし。前哨基地内という狭い空間の中だけでのお話だったし。なんか好きになれなかったなぁ。
原作は大好きなので観に行った。というか、友達連れて行ってもらった。(ありがとう)
感想は、ウン…わざわざ見る必要もなかった。
ただ、2時間半ほどで区切りの良いところで終えられていたと思う。
衣装やCGはなかなかいい感じ。
けどマジで、日本人起用はヤメロ!!
洋画でハガレンを観たかったなぁ…。
小説は2回ほど読んだ。
やはりこの映画は最高だった。
本当は、感想を長く書きたいんだけど、ここまで書いて疲れてきたので、ちょっとだけ。
主人公には、とても共感できる。
周囲からは否定や罵声の言葉を浴びせられ、自分の居場所がどこかも分からない。
何を叫んでいいのか、何を訴えていいのかも分からず、ただただリリイの歌にすがって、どうにか毎日を生きている。
その毎日のフラストレーションがついに爆発して…。
この作品は、自分自身の実生活の思い出と切り離して語ることが出来なさそう。なのでこの辺で締めるけど、本当に心に深く刺さる作品だった。
ドビュッシーもサティも大好きなので、映画冒頭で月の光が流れたときや、それらについてふれられたときは本当にビックリしたな。
ブレードランナー2049みた
映画館で映画観るのってなんか中毒になってきてるよ〜〜
というわけで、感想。
上映時間、長い!!!!!!!!
演出が冗長っぽいのよね…
・台詞と台詞の間の「間」を開けすぎ
・登場人物の動きがすべてゆっくり
・BGMがどれも似たような曲調。曲というか、アレなんていうんだろ。アンビエント…とも違うし。
総じて、「間」を大事にしたいことは分かる。分かるんだけど、ほぼ全編に渡ってそれやられると、ちょっとダレちゃうよ。
が、そのぶん動きのあるシーンは映えるけど。
アクションシーンでの殴打したときの音なんて、緩急のギャップが強烈で思わずビクってなった。
アクションシーンはカッコいいんだよなぁ。主人公のレーザー銃二連撃ちなんてプロフェッショナル感あって最高!!
ただやっぱり、ブレードランナーということで、アンドロイド(レプリカント)の諸事情を通じて視聴者に人間とアンドロイドのあり方を考えさせれるようなエピソードなので、根幹の哲学的な部分は魅力的。
「アンドロイドは電気羊の夢を見る」どころでなく、「アンドロイドは子供を産む」所まで来てしまっていて、いよいよ人間とアンドロイドの境目って何だろう、と思わされる。
人間が自分の尊厳を守るために行うことといえば、例え自分たちよりアンドロイド達の能力が優れていたとしても、「モノ」や「奴隷」として接することに拘る。そうしなければ、自分たち人間の方が優位な存在であるという見栄を貼ることができず、また自分たちの存在意義の消失にも繋がってしまうからだ。
この理屈はレイチェルローゼンが子供を産んだことで更にそのような態度を取らざるを得なくなる。
喜怒哀楽はあり、食事も行い、異性と愛し合い、子供を作る。
それができる「アンドロイド」…もはやここまで書くと人間と言っても差支えがないほどだ。
そして、主人公こそはその産まれた子供であると思ったが、違うという事実。
現実を知ってしまえば、主人公はただの旧型アンドロイド狩りのブレードランナーに過ぎなかった。どこまでも哀しい運命だったな…。
自分たちの存在意義の根底を揺るがされる今作のブレードランナーも、ディストピア感たっぷりに描かれていた。
そこはいいのだけど、多少なりとも「現代の近未来像」というような絵作りされてたかというと…なんか微妙。
当時のサイバーパンクな街並みを、ただ現代アップデートしただけのように思えて、どうにも保守的というか。
最初に書いた間の取り方、音楽もそうなんだけど、前作の雰囲気を凄く大事にしてるのは分かった。だけど、監督の作家性をもっと出しても良かったのでは…と思ったなぁ。3時間近くの上映時間って、人によっては良いかもだけど、僕とかではあんまりいいと思えない。テンポ悪くするだけじゃん、としか思えないし。
そんなワケで、いいとこもあるし悪いところもある。原作で考えさせられた、人間とアンドロイドの境界について再び考えさせられるようなきっかけはあるので、そこは好きな所。
なんか個人的に、今作のテーマは「セックス」な気がしました。