最近観たアニメの話など
文章だけは味気ないので、今日の練習の一部でも乗せときます。13話のバリバトス。
本題。最近観ているアニメについて感想のようなものを書きなぐっていきます。
この数日間で完走した。このアニメ、本当によくできている。
特に素晴らしいのが12話。伝説になるだけあって、その話単品で観るだけでも十分楽しめる。
挿入歌の使いどころ、誠と世界が二人きりになってからの緊張感溢れる間の使い方、
いよいよまともな精神状態ではいられなくなった言葉、など見どころが多すぎて本当に楽しい。主人公が殺されるのに何故かカタルシスを感じる。
「主人公の死のカタルシス」という文字列自体も書く内容の可笑しさでこれまた笑える。
鬱屈した展開であることは間違いないのに、当時ネットで話題になったこともあって妙なエンタメ感もあるし、鬱描写なのに笑える。
ここまで暗い展開なのに、その描写が吹っ切れてて笑いすら浮かべるような物語作れるってのも純粋にすごいなぁ...と今観返して感じた。
現実においても、他人の都合を考えずひたすら自分の都合の良い存在だけを、しかも自分本位にしか考えずがっついておいしい思いだけしようとしていると罰が当たるという教訓としても活かせるのではないだろうか。割と真面目に。
全体的に絵がよく描きこまれていて、所々に見える女の子キャラのセクシーカットがとても官能的だった。元はR18のPCゲーだけあって、女の子キャラが妙に肉感的でよい。
誠のクズ具合も突き抜けていてかえって新鮮なキャラクターで面白い。
下半身でしかものを考えていないようなキャラクターで、一切の視聴者の感情移入を許さない。
一方で作中で誠のことを想い、控えめにみえて自分を妨害するものに対して道理が通らない主張や行動があればきちんとそれを指摘し、自分の意思を主張できる言葉が、悪いことを何もしていないのに追い詰めれていく様がとにかくツライ...この作品の鬱要素がここだなぁと思った。
この作品、とにかく誠がモテる。最終的に何人と関係を持ったかすらわからない。(少なくとも10人は越えているはず)それでいてクズだ。
視聴者である自分からすると、「こいつクズすぎだろww」と思うと同時に、主人公が複数人と肉体関係を持つハーレム描写にはどこか征服感を覚える。「主人公=感情移入の対象」という創作物の原則があるからだろうが...。
伊藤誠という存在は、視聴者にとってこれ以上ない都合の良いキャラクターだなぁ。
視聴者側の作品内外での悶々とした感情を、誠の愚行を見て、それを非難することで自尊心を保つことができる。
と同時に、誠のハーレム描写にだけ自分を重ねることで、まるで自分がモテているかのような錯覚を味わうことができる。
しかし彼は、作品内においてはクズそのものなので、最終的には破滅を迎える。
文字通り「破滅」を迎えた誠のシーンで、視聴者的にカタルシスを得られる...という図式。
「主人公は何故かとてもモテる奴だが、何かあれば責任転嫁を繰り返し、他者を慮らない性質だったので報いを受けた」
というお話だったが、このテーマを1クール12話という尺の中で過不足なく、ブレることなく描き切れていたので凄い楽しめた。いい作品だと思う。ニコニコで無料で観られてよかった。
amazon primeで視聴中。10話くらいまで観た。
この作品、とにかくオシャレ!!
音楽よし、ビジュアルよし、演出も音響を利用した独特なやり方で印象に残る。
それでいてだいたい1話完結気味に進んでいくので、観た後の余韻と気持ちよさが絶妙に残る。楽しい作品。
主人公が哲学もなにも語らないような自由奔放な性格で清々しい。
渡辺信一郎監督作品、これとカウボーイビバップくらいしか主に知らない。
ビバップのほうは数年前にひととおり観たんだけど、
こちらはぶっちゃけ「こういう雰囲気いいだろ?」感が全面に出すぎているなぁ、、と思ってしまった。面白かったんだけど。
17,18歳そこらの時期に観たやつだった気がするから僕の受け取り方が幼稚だったのかもわからない。
とにかく、こちらはそういった押し付けがましい何かを感じさせない作りに思えて、
すんなりと視聴ができる。
たぶん、全話通しで観てもいいし、どこか数話だけ抜き取って観てもいいんだろう。
視聴者が観て楽しんでもらうことに特化しているような作りで、いい意味で重みのない作品だと思う。
あとBGMには本当にハマった。nujabes氏。
実は「jazzy hiphop」なるジャンルに興味があって、そこからnujabes曲→サムライチャンプルーとたどり着いた次第。
この作品はBGMが本当に素晴らしい。
●夏アニメ
ビジュアル面に惹かれて視聴中ではあるものの、世界設定の説明的な展開続きで今のところあんま面白れぇ!!とはなっていない...。
でも絵がキレイだから続けて観てみます。というかグロ描写が観たくて視聴したというのが本音。あとはレグのメカ成分。
ニコニコランキングで上位に挙がっていたから観た。
本当はビジュアルや雰囲気で惹かれるものなんて何もなかったからこんなの観てやらねぇ...!!と思ってたんだけど、いざ観たら10分程度の話とギャグが面白くてついつい楽しんで観てしまった。これのOPのファフナー合わせる奴が大好きすぎる。
あまり話題に上がらない?気がするけど、個人的にかなり楽しんで観ている。
残念なのが、春からの2クールアニメなので今更他の人に勧められないというのが本当に残念。
自分も、趣味でとはいえ絵を描く人間、創作活動になんらか携わる人間の端くれだからか、キャラクターの心情を吐露する場面なんかで特に感情移入をしてしまう。
ドラマ部分のリアルさに感情移入をして惹かれた、という所が大きい。
前々回の、まりねさんがペンを調達した(?)シーンで、それを別の漫画家が借りてスラスラっと一枚絵を描き上げて、まりねさんはそれに呆気にとられて黙り込んで部屋の外に駆け出したシーンで胸が詰まる想いがしたし、恥ずかしながら号泣した。
プロでもほかのプロの作品を直に観て気圧されてしまうことはあるんだなぁ...と妙な共感を抱いたし、この業界の覚悟をしなければいけない部分を感じ取ってしまった。
なんだかんだあおきえい作品も割と観ている気がするなぁ。
あとはまぁ...けものフレンズとかオルフェンズを見たり見なかったりしています。
●ミリシタ
アイマス自体は興味があった。が、現行展開しているゲームはどれも乗り遅れた!
という自覚があった。
ミリシタはとても最近サービス開始されたゲームだったので、やるなら今と思いプレイ中です。にわかだから専門的なことはともかく、Lv36くらい。
以下は今日まわしたガシャ。現状完全非課金勢です。
なんと上がガシャメダル10枚でまわしたやつ、下が無償ジュエル2500個で10連回したやつ。逆じゃないか...?
歌織さん引いたの涙出るほど嬉しい。とりあえず歌織さんPの称号を手に入れました。
というわけでまた!