レールに乗らざるを得なくなったはずレールガン

1ヶ月くらいの期間でスピード内定を狙う。

ブレードランナー2049みた

映画館で映画観るのってなんか中毒になってきてるよ〜〜

 

というわけで、感想。

 

上映時間、長い!!!!!!!!

 

演出が冗長っぽいのよね…

・台詞と台詞の間の「間」を開けすぎ

・登場人物の動きがすべてゆっくり

・BGMがどれも似たような曲調。曲というか、アレなんていうんだろ。アンビエント…とも違うし。

 

総じて、「間」を大事にしたいことは分かる。分かるんだけど、ほぼ全編に渡ってそれやられると、ちょっとダレちゃうよ。

が、そのぶん動きのあるシーンは映えるけど。

アクションシーンでの殴打したときの音なんて、緩急のギャップが強烈で思わずビクってなった。

アクションシーンはカッコいいんだよなぁ。主人公のレーザー銃二連撃ちなんてプロフェッショナル感あって最高!!

 

ただやっぱり、ブレードランナーということで、アンドロイド(レプリカント)の諸事情を通じて視聴者に人間とアンドロイドのあり方を考えさせれるようなエピソードなので、根幹の哲学的な部分は魅力的。

「アンドロイドは電気羊の夢を見る」どころでなく、「アンドロイドは子供を産む」所まで来てしまっていて、いよいよ人間とアンドロイドの境目って何だろう、と思わされる。

 

人間が自分の尊厳を守るために行うことといえば、例え自分たちよりアンドロイド達の能力が優れていたとしても、「モノ」や「奴隷」として接することに拘る。そうしなければ、自分たち人間の方が優位な存在であるという見栄を貼ることができず、また自分たちの存在意義の消失にも繋がってしまうからだ。

この理屈はレイチェルローゼンが子供を産んだことで更にそのような態度を取らざるを得なくなる。

喜怒哀楽はあり、食事も行い、異性と愛し合い、子供を作る。

それができる「アンドロイド」…もはやここまで書くと人間と言っても差支えがないほどだ。

 

そして、主人公こそはその産まれた子供であると思ったが、違うという事実。

現実を知ってしまえば、主人公はただの旧型アンドロイド狩りのブレードランナーに過ぎなかった。どこまでも哀しい運命だったな…。

 

自分たちの存在意義の根底を揺るがされる今作のブレードランナーも、ディストピア感たっぷりに描かれていた。

そこはいいのだけど、多少なりとも「現代の近未来像」というような絵作りされてたかというと…なんか微妙。

当時のサイバーパンクな街並みを、ただ現代アップデートしただけのように思えて、どうにも保守的というか。

最初に書いた間の取り方、音楽もそうなんだけど、前作の雰囲気を凄く大事にしてるのは分かった。だけど、監督の作家性をもっと出しても良かったのでは…と思ったなぁ。3時間近くの上映時間って、人によっては良いかもだけど、僕とかではあんまりいいと思えない。テンポ悪くするだけじゃん、としか思えないし。

 

そんなワケで、いいとこもあるし悪いところもある。原作で考えさせられた、人間とアンドロイドの境界について再び考えさせられるようなきっかけはあるので、そこは好きな所。

 

なんか個人的に、今作のテーマは「セックス」な気がしました。