はずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

アイドルマスター2(PS3版)を遊んだ

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タイトルの通り。トロフィーをコンプリートしたので、プレイした感想等を書いていきます。

 

初回は攻略本も何も見ずにプレイ。春香さんでバッドエンドに直行。

これじゃ「i」がトラウマになっちゃうよ...。

正直ゲームシステムをあまり理解してなかったし、ライブ時の操作方法もイマイチで最悪な結果になってしまった…。

 

2週目からはwikiや動画を参考にやり始める。

このときに特化打ちを覚え、それを実行するようになりました。もちろん響を入れてDA特化です。あとは何週目に何実行するかのテンプレみたいのも見つけたんで、それのとおりにプレイ。

しかし2週目もトゥルーエンドならずで、地方での受賞を取りこぼしてしまった。

3週目も同様。

 

4週目あたりでノーマルのVESPERIAを攻略してのトゥルーエンド到達ができるようになったので、その後の週からは難易度ハイパーでプレイ。

 

千早の週で首都圏の歌姫歌王子フェスをクリアしてエンディング迎えようと思ったけど叶わず。

しかし真の週では全地方の歌姫歌王子フェスを制覇しつつ、51,52週目あたりで第一種禁忌接触フェスの突破も果たす。禁忌フェスがおそらく最高難易度だよね…?

禁忌フェスは、むしゃはる団長(+安宅さん)をつけて臨んだら、意外とあっさり勝ててびっくり。(それ以前にスガモのお守りで何度も負けたけどね。スガモ役に立った記憶がねぇ…)

 

やっててドンドン成績というかプレイ効率が上がっていくのが気持ちよかった。

 

 

以下は各シナリオの感想。

●春香

仲間のためにひたすら頑張る姿が健気で、本当に尊い。事務所で徹夜してしまったり、それが長引いて熱を出してしまったり、そんな自己管理の出来なさに強く自己嫌悪を抱いたり…

春香の「前のめりに元気」な所がすごく好きというか、…好き以外の言葉が出てこないです。

終盤ストーリーの「ハリウッドになんて行かないで下さい!」とプロデューサーに泣きながら訴えるシーンはマジで心にくる。と、「私たちのそばにずっと」から「私のそばに」と言い直す所なんか...ちょっと最高すぎる

 

頼れる人がいなくなったら、という不安

大好きな人に本当はそばにいてほしいという本音、

そんな自分の周りの人のことが大好きな春香の感情がどっと溢れるシーンで、マジで涙不可避。

その後に春香がプロデューサーに寄り添うシーンも…言わずもがな最高。文字で書くのは野暮に思えるが…。

元気なんだけど、空回りしたり、それで自分を責めたり…いつだって忙しい感じがするけど、そうやって前に進んでいく春香が本当に尊い

基本頑張って周りを巻き込んでいくんだけど、最後の最後でもどこか悩んだり...基本一直線なんだけど、その反面で悩んだり弱ったりする春香...やっぱりステキなんだよね。

すごく等身大の、「普通の」女の子って感じがしてやっぱり大好きだ...。

 

プロデューサーが日本に戻ってきてからのちょっとぐいぐい押し気味になる春香も好き。

それでもプロデューサーに対して「す...」って、「き」が言えずにいるちょっとシャイ(?)な所とか。

春香シナリオはアニマスの雰囲気を持ってきた感じ(というよりアニマスがこちらベースなんだろうけど)で、後味すっきり感があって楽しめた(小並感)

 

そんなわけで、リーダー春香は執念の3週しました。

1週目は初回プレーでバッド。2週目は要領掴みつつだったがグッド(?)エンドどまり(歌姫歌王子全制覇ならず)。3週目は他の子全員リーダーで終えてからトリということでプレー。もちろんトゥルーエンドで!これの結果が記事の二個目の写真です。

最後の週で最高の結果を取って終えられてよかった。

 

●千早

正直シナリオの好みでは千早が一番好き。

歌うことや、それに関連すること以外にはほとんど無頓着でひたすらストイックで、彼女をそこまで駆り立てさせる事情が泣ける...。

弟を失くしただけでなく、親との離別をも経験してるし、家庭環境は事実上の崩壊。

千早にとっての残されているものは、きっと本当に歌だけだった。だからこそ体に爆弾を抱えていようとも、最後まで突っ切ることができたんだろうなと思った。

そんな孤独な千早にとって、プロデューサーは単に仕事上の関係というだけでなく、自分に寄り添う家族としても機能していたというか...それよりかは恋人とも感じていたんだろうか。無意識に。(お互い無意識にそう感じていたかもしれない)

そう考えると、プロデューサーが千早の看病にあたって、彼女の額に手をあてるなど、身体の触れ合いのときに「もう少しだけそのままで...」なんて言っていたのは、孤独な自分に寄り添ってくれる人がいて、そのぬくもりに浸っていたい気持ちの表れだったのかもしれない。...ああなんか、すごい泣ける...。

 

とにもかくにも、

「過去に家族とのいざこざがあり離別し孤独を味わう身分」

「一つの事にひたすら打ち込み、類まれな能力を見せる」

「一方で本当は喉に炎症をかかえていて、歌うたびに自身を蝕んでいく」

こういう要素が、ザ・主人公って感じで最高に燃えるというか、好き...。(不謹慎)

 

●美希

脳みそが溶けるかというくらい甘々なシナリオだった...

美希はプロデューサーの言葉を自分にとっての告白だとか、プロポーズだとか、そういう風に受け取って、それでなんだかんだ自分のペースで話を進めていく。

そういう話術(?)的な面でも才能があるのかもしれない。

ラストのプロデューサーを追ってハリウッドに行く&「ハニー、あいしてる」は破壊力半端ない...

 

美希はフットワークの軽さが凄いと思った(小並感)。

春香が自分の取り組むことに関して悩むキャラだとしたら、そういう時は美希は適当に寝て、その後のらりくらりと上手くやってしまうんだろうなぁ...とか思った。(比較がよくわからない)

 

全キャラ感想を細かにかくつもりだったけど力尽きた...。あとは(ほぼ)一言感想で。

 

・やよい:14歳という年齢なのに、アイドルという仕事と、家庭内の家事のほとんどと、そして学校...と、背負うものがあまりにも多い。だからこそプロデューサーに「兄」を求めているというやよいの姿は胸に刺さった。やっぱり...やよいの「お兄ちゃん」呼びを...最高やな!(もうロリコンでいいや)

 

・響:プロデューサーとの別れ際の言葉、「かなさんどー」をググってみたらニヤニヤしてしまった。それにしても、感謝の言葉を伝えるために1年も隣の家のおじさんを待ってるって...ちょっと重くないかそれ?

響の生い立ちも、父とは既に離別、沖縄からは自分で飛び出していって家族関係はあまり良いとは言えない...という「実は孤独」な境遇がサミシイ。

動物好きなのは、生まれつきではあるのかもだけど、そういう境遇からってのもあるんだろうね。この辺りはちょっと千早と似てる。

けど、響の場合はその影を感じさせないような明るいキャラクターだから気づきにくいという。でも背負ってるものはあるんだよね...。

「自分は完璧さー」という自信過剰な所も、そういう自分の生い立ちからくる気負いなんだろうなぁ。

人懐こいように見えて(その気はあるだろうけど)、一人でもやってみせるという気負いもある響。中々にいいキャラクターだった。

 

響にはお世話になりました(バーストのダンス6回的な意味で)。おかげでユニットに入れてる回数自体はナンバーワン!w

 

・貴音:ストーリーのスケールが大きく感じるというか、竹取物語的というか、純文学的雰囲気の放つストーリーでなんか面白かった(小並感)。

手腕の荒い大企業の大富社長、求婚を迫られるお姫様ポジションの貴音、そんな状況に立ち向かい、貴音を守ろうとするプロデューサー...。なんかワクワクするストーリーでしたね。

オチの大富を自分の配下にして毎日空港でプロデューサーを待つ貴音...という流れはワロタ。からの月を目指すみたいなスケールがでかすぎる謎の終わり方に更に草

全然関係ないけど、貴音は芸術分野にも秀でていて日本語の語彙は豊富だから、文学部とかでめちゃ活躍できそうだよなぁ...。

 

・真:アニメではそうでもなかったけど、ゲームでは以外とすぐに手が出る性格で、アニメ以上に荒々しい男らしい性格になっててちょっと驚いた。

でもそれゆえに、自分が乙女らしくなることに拘りを持ってる真が可愛く思える...。

あと、このシナリオのプロデューサーが一番天然ジゴロ感ある。プロデューサーは真を自分の弟みたいな感覚で接してるよねw

一方の真は、実は惹かれているという...。ラストでプロデューサーに駆け寄って抱き着くところとか、人工呼吸で口づけしたことを隠すときとか、すげーニヤニヤしてしまった。

 

・真美:プロデューサーの言う通り、頑張る理由なんかが子供っぽかったり、くだらなかったり感じるんだけど(「モテ対決に勝つため」という理由)、

そのことで争ってみたら、そんなことはつまらなかったと思う真美。

結局それが真美の成長なんだろうな。

亜美真美は言動が面白いなぁ。なんとなく逆転裁判っぽいノリ。ライターの筆が冴えてる感じで好き。笑顔になる。

 

・雪歩:ストーリー全体で、プロデューサーとの出会いを通じた内面の成長を歌にして綴る、という流れが文学少女的でステキ。

「萩原組」なんてのが出てきてびっくりした。

あとは、ラストでとっさの隠し事と、ちゃっかりした立ち回りする雪歩が賢い大人って感じでおおってなりましたね。

「雪歩が、俺のことを好きってこととか...?」なんていうプロデューサーに対して、「そんな当たり前のことは隠し事でもなんでもない」ってきっぱり言い放つ雪歩...成長しすぎ!

 

 

竜宮小町は...あずささんシナリオが一番すこですね。

自分が年長なのにおとぼけってことを気にしてるとことか、それでもあずささんなりに成長してるとこがあったりとか、「運命の人」が誰かを自覚し始めるあたりとか...

 

 

アイマス2、どのキャラクターのシナリオも泣けるとこや、笑えるところ、ニヤニヤできるところがあって楽しめました。

まずわかりやすいキャラクターの性格、特徴があって、そしてそれを掘り下げることに終始するシナリオ、ていう作りはいいね。キャラクターに凄い深みが出て、めっちゃ

感情移入できる。

と同時に、ちょっと自分の周囲に「こんな人いたな」とか、「こんなことあったな」とか思って、軽く酸っぱい気持ちにもなっちゃうよ...。

 

プロデューサーの熱血具合はほんと見習わねば。千早シナリオのプロデューサーはマジで熱い。恋愛事情に極端に疎い、ちょっと前時代的天然ジゴロ感出てるプロデューサーだけど、このシナリオだけはハッキリと自分の気持ちに自覚し、向き合ってるようにも見えるし。千早のストイックさにふれて、プロデューサー自身もストイックになってるようにも思える。

 

このゲームは、やり方が分かってくると成績もよくなって楽しい。けどここまでくるのに結構疲れたなあ。ワンフォーオールもあるので、近々やろうかな。
 

ステラステージは...ナオキです(PS4持ってないし、カネもないよ。)