はずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

アニメの話、映画の話

(とても雑多な話題での前振り・近況報告)

前回の愚痴のような記事から、もう一月が経過した。

そして、僕は新社会人になっている。

と同時に、一人暮らしをも始めた。だいたい毎週末に、実家から荷物を持ち帰る関係で実家に帰っているが、だいたいそんな頻度である。

本当は、自分の環境の変化について記すところ、話したいことはとても多いのだけど、

それを全部書くのも大変だし、全部書くと記事が汚くなるし、そもそも中身のある話題かというと...てなワケで、控えめに!前振りの文章だものな、これは。

 

かつて(?)趣味であったお絵かきだが、日々のやることに少しばかり疲れてそれを続ける余裕がなくなったのと、会社の環境に慣れることにちょっとばかし時間がかかったので、ここ一か月はほぼ描いていない。

おかげさまで今はそのブランクゆえに、何かを描くことにビビっている。

 

がしかし!なんと今日、初任給が手に入った!!

(おおむね大学新卒者の平均的な金額なので、推して知るべしな値段です...多分。)

両親や、お世話になった方々への贈り物を買って、あとは自分へのプレゼントとして、コピックチャオのセットをここで一式そろえようと思う。

 

なにせ、コピックの色を全部持っていなかったというのはモチベーションが上がらなかったことの要因の一つ(言い訳じみているが)。それをお金の余裕ができて、作業道具が揃ったというのならやる気も沸くというものだ。

そして再び、お絵かきを再開しようと思う。

 

 

社会人になってからの一か月ちょっとの日々も、やはり濃密なものだったと思える。

ので、近々会社生活に関する出来事を記した記事も書こうと思います。

 

 

 

 

<アニメの話題>

 

春のアニメで観てるやつ。

ひそねとまそたん

 

ダリフラ(継続)

 

フルメタ

 

銀河英雄伝説

 

メガロボクス

 

ガンダムビルドダイバーズ

 

なんかどれもやたら面白いんだよなぁ。

順位付けられないけど、強いて言えば、個人的にはひそねとまそたんダリフラが毎週楽しみ。

 

特にダリフラはOPが変わって、演出の変化がめちゃめちゃイイね。

今までの赤を基調としたOPから打って変わって、ひたすら画面が青い。晴れ晴れとしたイメージで、閉塞感を漂わせた前期OPから、拓けた景色を見せるかのような青、空の青、地より底の海の深い場所を示す青、色々想起させるものがある。

そんな明るみを感じさせる青でありながら、OPではゼロツーやヒロが消えていく演出なんかもなされている。これは明らかに不安を煽る演出にみえる。

そういう「明るさ」と「不安」...明暗の描写を交わわせる演出が見事。二色の陰と陽のコントラストがはっきりしているというか。

 

ダリフラは、フランクスのフェイス部に青と赤の走査線を映してメカ起動を表現する描写があったり、タイトルロゴにも青赤の走査線が入っていたり、交わる「青」と「赤」この二つの色がキーになっているのかな、と感じる。その二色が、ダリフラという作品の何を象徴しているのか、色々と想像させられる。

 

この作品は、とにかく色使いが丁寧で、キレイだ。

情緒的な演出をする際、それを観る者のイメージをつかむときに大事なのが「色」だと思うので、その色の使い方をとても大事にしているこの作品は、イエスだね!

 

...閑話休題

 

そして、ニコニコでGW中に一挙放送をやっていたとらドラ!

これも全話観ました。面白くて、3日間くらいで全部観たかな。

 

長井龍雪監督、キャラデザ田中将賀、脚本岡田麿里という個人的どストライク作品でありながら今まで観ていなかったので、いい機会だった。

 

最高だったなぁ。

生の感情のぶつけ合いが激しい、記号的かと思いきやそうなる境遇や、一言ではなかなか言い表せそうで言い表せないそれぞれのキャラクター、色々面白かった。

OPED等、主題歌もとてもイイ。青春モノということで、とても胸にクルものがあります。春の季節って、妙にセンチメンタルになるから、こういうの刺さるんだよね...。

 

ハルヒもその後ちょいちょいつまみ見。この作品は、まるでパズルのピースを埋め合わせるかのように、シナリオや場面の配置なんかが非常によくできているなぁと感心させられた。ほんとにすごいとおもう(小並感)

 

<映画の話題>

(劇場で観た)

・パシフィックリム アップライジング

リズと青い鳥

 

(レンタル等で)

・パシフィックリム

ダンサー・イン・ザ・ダーク

・サカサマのパテマ

イヴの時間

・カッパのクゥと夏休み

 

 

リズと青い鳥は凄く良かった。(以下、ネタバレ含む感想です)

 

作品の中で童話を挿入する構造、僕は凄い好き。(ダリフラも「まものと王子様」があったり、オルフェンズだと微妙な線だけど、ヴィダールガエリオ)に討たれるフェンリル(マクギリス)...という見方で北欧神話になぞらえられたり。こんな個人の嗜好で例えずとも、色々な作品でこのような構図はあるだろう)

作品中に別のお話になぞらえて...という作りをすることで、

その作品の登場人物の相関図を再整理できたり、その後の物語がどうなるのか、を想起させたり(逆にミスリードさせられたり)、作品を面白くさせる要素が多いと思っています。

リズと青い鳥では、みぞれがリズで、のぞみが青い鳥...という関係と思いきや、実はその関係性は逆。

のぞみに依存していると思えたみぞれは、かえってのぞみという鳥かごにとらわれて羽ばたけなかった(才能を無自覚に自ら抑制していた)。そんなみぞれこそが「青い鳥」であると気付かされ、その気づきが演奏にフィードバックされ、曲の表現が最終的に腑に落ちることとなった。

 のぞみはそんなみぞれに対し「自分は(みぞれを)支えるから」と、半ば諦念を含んだような物言いをする。二人の関係性は少し前に進んで、終わり。

 作品中、登場人物自体はそれなりにいるけど、完全にこの二人の関係性だけに終始する構造で、心情描写や作中劇もこの二人のために描いているのであって、とても二人の気持ちがどのようであるかを感じ取ることができた。

 色使いやパースを利かせたカメラワーク、横顔でもキャラの描き分けがしっかりしている...という所も感じた。京アニ作品、本当に「巧い」

 

 

パシリムは3,4週間くらい前に観に行ったのかな。正直あまり内容覚えていない。

僕の感想は、ユニコーンガンダム、オブシディアンフューリーのバイオ兵器感、カッコイイ戦闘とメカ描写...という表面的な「良さ」「カッコイイ」を感じ取ったくらいだった。

人物描写やストーリー構造には、気づかされることや感情移入できるような所は個人的にはあまりなかった。

 

巨大メカ好きのための映画なのかもしれない。つまり...オタク向け映画?

 

 ダンサーインザダークはGyaoで観たのだけど、これが素晴らしく良かった。

二度目も観たいかと言われれば、思わず口を紡いでしまうのだけど...。

しかし、ダウナーな方向での「熱量」がすさまじい作品だと思えた。

どんなシチュエーションでも、歌やダンスでその場を表現しようとするセルマのあふれ出る感性、それを挿入歌で表現するという...こういうのはミュージカル映画というらしい。

そのような表現手法が個人的にはとても良かった。セルマという人物の掘り下げにつながっていたと思えた。

で、その曲があまりにも良いなと思ったものだからTSUTAYAでこの映画の劇中ソング集を思わず借りた。

(どれも好きなんだけど、個人的に工場で踊り出す「Cvalda」という曲が好き。)

 

等々、まぁ色々観てるかも。

今後は週末、空いた時間に近況報告...できればいいな!