はずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

SHIROBAKO神アニメだな

12話まで視聴。

2クールの中の折り返しで一つの大団円を迎え、ものすごいカタルシスを覚えさせる。

それまでに宮森あおいの葛藤、迷い、勢い、ほぼほぼ悩みと隣り合わせで、本当に動くしかない状態で、振り回したり動いたりで、それでも「えくそだすっ!」完成のために奔走しようと、自身の想いをも作品に反映させようと必死になる。それが功を奏し、滞っていた動物の作画パートのスケジュール内の作業完了になんとか間にあわせることができた。

 

 

 

こう書いてても泣ける。本当に泣ける。

 

みゃーもりは、おそらく、自分の内面で、自身の仕事と向き合って、その答えを見つけた…とかではないだろう。

作中、彼女が自問自答する際、二人の人形が会話となって展開される場面がある。

仮に、彼女が自身の仕事に何らかの明確な気づきを得られたのなら、そんな自問自答に対し、人形の言葉でなく、自身の言葉で

「私は、こんなことが、これを望んでいた、これを目指していた」とハッキリ言えるのだから。

しかし、そのような場面は、存在しない。

 

12話において、みゃーもりは明らかな、なくてはならない、超・超ファインプレーをした。

 

「がむしゃらな働きが功を奏した」。

最終話を完成させる…そのためだけにとにかく動いたことが、次に繋がったのだ。

頭で考える暇など…なかっただろう。

 

これが、彼女の実務能力に繋がる、重要な経験となることは明白だ。そこで内面の成長ができたとかなんだとかは、時間が経って気づいて、ふと気づいたら、出来ている、物言いができるようになっている…それで「あっ」と気づくんだろう。

 

 

明確な目標とか、夢とか、それが形にならなくたっていいはずだ。想いがあって、そのために奔走するだけでいいのかもしれない。

 

とにかく、目の前に道があることを自覚して、そこを走ってやる、という意思のもと、進むだけでいいんだ。

なんか…分かったよ。

それで、道さえあればいい。道があると分かればいい。

 

なんでみんな頑張るんだろうな。

そんなのにさ、理由ないよな。結局言葉にできないよな。根底の根底のスキだとか、こうしたいって気持ちは、いくら噛み砕こうと、形はないんだ。だから、言葉に書くことなんて、できようもない。だって言葉にしようとした時点でそれは、脳の言語化というフィルターを通じた、完全なる純度のものじゃないから。

 

 

本当このアニメ凄いよ。いくら何を書いても書きつくせないよ。ありがとう。

 

あと、みゃーもり、自分の至らないところで悩むんだよね。

「あの人すごいな。私は何ができるんだろう」

「私は何がしたいんだろう」

つまり、決して他責にしない。

彼女の悩み方は、建設的なんだと思う。

 

他人の嫌なところがどうだとか、人の何々のせいでこうなっているとか、そんなことでなくて。そういう所は受容できているというか、気にしていない。

その環境にいる、自分の精神性が、どのようであるべきかに悩む。

いい悩み方だと思う。共感をする。

 

 

あとね、エンディングめちゃめちゃ大好き。

Animetic Love Letter」。この曲何から何までこれ本当に大好きなので今度記事書きます。

Apple Musicであったのでヘビロテで聴いてる。

 

 

………………………………

 

部長から、あるプロジェクトの話をされた。

メンバーは、僕と後輩2人。

新聞販売にあたり、その販売促進の為の研究、および販売促進システムの開発…を9ヶ月ほどかけての期間で行って欲しいとのことだ。

それを、メイン業務と並行して。

 

大卒で入社し始めたのは、僕が最初だ。

今年から、後輩も入社し始めた。

 

必然的に、僕がリーダーとなった。

 

この企画は、手探りで挑む必要があるだろう。

 

そもそも、僕は、どのようなモチベーションを以って、これに臨めばいいだろう。

 

しかし、日常の仕事とはまた別で、その変化に対し、刺激を感じたことも事実だ。

 

先の僕の言葉に則れば…

この話を振られたことは、「道」を示されたということなのだろう。

 

 

うまくやってみせますよ。

 

でも、僕、躁状態っぽいかな?

なんでもいいさ。

 

……………………

 

後輩の一人は、明日がシフト休みだ。

のだけど、お客さんに訪問の約束を取り付けたという。

しかし、その内容は、届け物をする程度だ。

 

そこで僕は、彼に代わって届けるよ、だから休んで、と声かけた。

 

僕の第一声に対し、彼は「ん〜〜〜〜でも…」という反応を見せた。

とても高い士気なのだろう。そして、営業職に答えや定石などないから、少しでも足を運ぶと。

でも、僕の考えは、休みなのに、ほんのこごとのためにわざわざ出てくるのは、嫌だと思った。

世の中は、働き方改革を求めている。

 

…というのは、どうでもいい。

「休日扱いだけど、出るか!」 

この言葉は、大いに矛盾している。

そして、こんな矛盾の気持ちに囚われてほしくないからだ。こんなの、ストレスになるに決まっているからだ。本人の自覚、無自覚に関わらず。 

 

僕は、休みの日はしっかり休んでメリハリをつけて欲しい、別にこういうことで代理の人がきてもお客さんが不快だとかなんだとかはないから、など伝え、彼に了承してもらった。

 

 

僕は、正しくホワイトな人間でありたい。

そう思って、彼には休むようお願いした。

 

僕の行動は、ある側の視点からすれば、間違っているだろう。

それでもいい。