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富野おじいちゃん、やっぱりすごいや
そして、読んでて見に染みて痛いと思うことが多くて、あと単純に内容も難しいので進まない。
東野圭吾「白夜行」、ドラマ版がGYAOで配信されているのでみてみた。
映像作品を、アニメーションばかりで受容するのはいかがなものが、そして、富野氏の映像論に感化されたからである。
第一話しかまだみていないが、とっても引き込まれた。
子供に背負わせる罪と課される罰の変わらぬ重さ。それでも惹かれあう、そして通ずる絆。凶器だけど、互いをつないだ思い出のものでもあるハサミ。
一つのキーアイテムに多数の意味を内包される手法がとっても深みを感じる。
…これ、小学校高学年のときに母が視聴していて、それを横目に僕が割ってみたのを覚えている。衝撃も受けた。
見直してみると、やはりすごいと思った。
舞台作りとかも時代を反映したものになっていて作り込みも伺えたし、単体のものとしても、原作のドラマ化としてもとても高い完成度なんでないかと思えた。