はずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

2020年を振り返ってみる

現状の僕は、TVやSNSの類に触れず、コンテンツは自分の受容したいものだけ受けている人間なので「リアルタイム的な感覚」がきわめて希薄な人間である。
正直な話をいえば、明日からの新年というものも、新しい月が始まり、仕事が少し切り替わるというような感覚しかなく、高まりのようなものもゼロに等しい。
これはクリスマスやハロウィン、バレンタインといった「特別な日」とされている日々に対しても同様にいえる。
周囲の声というものに全く耳を傾けさえしなければ、自分にとっての純粋な関心だけを気にかけることができる。よくも悪くも、これは非常に幸福なことと思える。世捨て人の感覚なのかもしれないが。


とはいえ、流石に振り返るタイミングは必要だろう。そこで振り返りをしてみる

●2020年1月
ポケモン剣盾いっぱいやってる 
・年明けにニンフィアのイラスト描いた
●2020年2月
・なんか剣盾あんま出来てなかった気がする
空挺ドラゴンズとか観ていた記憶 かなりエモかった
・映像研には手を出すな!がショック 軽くトラウマ
・友達と集まった気がする 「早朝出勤で5時なんだよね」みたいな言葉に大変だねぇと返していたが実は僕はほとんど2時過ぎ出勤だけどな、、、と思ってしまった 言わなかったが
●2020年3月
・BNAにかなりハマる 最終回のマキ気味なノリに正味ちょっとショックを受ける
・剣盾はPT苦戦しつつ段々できあがってきていた気がする
・街コンに参加する。いい感じにはなったが顔がね...と思ってその後約束をスルー(カス)
●2020年4月
・剣盾、この月のシーズンで瞬間15位くらいいく かなり喜び
・新卒の後輩入ってくる 案外話が合って嬉しい
●2020年5月
ポケモンのイラストかなり描く LINEのオープンチャットを満喫する
・一方剣盾本編はあまり触れておらず?
●2020年6月
・上司からお前たるんでないか?と言われてショックを受ける
・剣盾の日本代表かけたオンライン予選で惨敗 死にたくなる
・大学時代の友達と会う。仕事辞めて資格とってポケモンに専念したらぁ!と言う→どれもできてない(カス)
●2020年7月
・剣盾きっぱりやめてしまう
・ITパスポートの勉強を始める。
無限のリヴァイアスを視聴する のめりこむ
・街コンに参加する
・一年以上受験を先延ばしにしていた「Webライティング検定」合格する
●2020年8月
リヴァイアスのことしか考えていない 本漁ったりイラスト描いたりしていた
・蠅の王とか十五少年漂流記とかまんが日本昔話などリヴァイアスのルーツを漁る
・資格勉強全然しとらんくて期間のばす
・「お勉強しといてよ」で超絶衝撃を受ける ずとまよを知る はなぶしさんを知る
ボカロniconico系の潮流の曲いいなぁ...となりはじめる ナナヲアカリ、eve、三月のパンタシア、YOASOBI、等聴く
スマブラアレンジの「トキメキ☆ボムラッシュ」、すんげーすきになる
・事務係ということで1個くらい下の女性社員が入ってくる 最初はわりとアプローチを仕掛けていていたが後輩とめっちゃ仲良さげだったり僕も自分の趣味に入り込むようになりウソのようにそのモチベが消滅した

●2020年9月
リヴァイアス熱でおえかきをして以来おえかき欲が高まる。とあるチャットルームに常駐しておえかきをアップしたりしまくっていた 
かなり居心地がよかった中高生大学生がメインだったので自分の思考回路が更に退行する
●2020年10月
・ニコニコdアニメストアに加入。最終兵器彼女ガンソード灰羽連盟、諸々観る
・覚悟を決めて「ブレンパワード」視聴、劇場版パトレイバーⅡ等も視聴。押井守にちょっと傾倒する 現実とファンタジーの融合を考える
・映画を観ようと思い「星の子」、「海辺のエトランゼ」観る
・おえかきはあんましていなかった。SF青春群像劇という感じの創作物を思いつく。
メイド喫茶に通う。とある子とめっちゃ楽しく話す。絵を寄与する。すんげー喜ばれた。けど体力的な消耗も実際あったりカネもめっちゃ使っちゃったりでそれ以来通ってない。
・この月はおえかきというより創作物の設定、人間のキャラクター表現について考える
(創作物の世界設定)粒子加速器×エネルギー開発、急速進化した架空地球史、対峙する存在としてのバージェス動物群~以降の物語のタイムラインに沿って進化していく生物群、「流体金属装置(仮称)」なる架空の存在、加速器の街のガラパゴス的発展と傾斜生産的産業の歴史、それを巡るヒエラルキー、それ故の先端科学と「持つ物持たざる物の二極化」という矛盾
(人物描写・物語描写)先端科学を自由に追及する大学の位置づけとそこに介入する軍事・政治のバランスを巡るポリティカルフィクション、主人公の少女二人の自意識の肥大化とその自覚と衝突/相互理解、兄貴分二人のブロマンス的関係と哀愁、二人の研究への執念、少女と同級生男子のラブ・ロマンス、ものいわぬ人工物たる金属装置の人間でいう所の「成長」と「キャラクター性の獲得」、無機物×少女の関係性 無機的な父性と母性、それらを受容する少女(≒メカと女の子)、最終的にはダイバーシティの受容(と提示)への着地
・積んでいた「1984」を読む。イングソックの教義が明かされる場面にて衝撃を受ける。小説だと100分de名著での谷崎潤一郎の女性へのフェチシズムに衝撃を受ける。痴人の愛へ歪んだ共感をする。が原作を読んでいないので読むべきだ。
黒歴史だが声を配信するサイトで遊ぶ。たまに褒められるのが嬉しい。(紹介はしてやらない)

●2020年11月
・SwitchでMUSEDASHとかハードコア・メカとか買う。
・9月からコピックメインだったが更に抜本的にこの月あたりからコピックイラストに向き合い始める。本棚を容易しテキストを買い漁る、描く紙をかえる、できるだけさいとうなおきメソッドに従う、等
・MUSEDASHの曲目でMarprilにハマる。Youtubeアーカイブを聴いたりしていた
デカダンスすんげーおもろかった。たまたま管理社会ものでこの源流たる1984を少し前に読んでいたので更にエモくなっていた しかし一度視聴したきりという視聴態度が我ながら悔やまれる。ナツメ「ギリギリの限界まで、あがいてみたいんです!!!!」

●2020年12月
・なんか仕事が忙しかった記憶?
・気合いを入れて途中になっていたがんばリーリエのイラストを描く。複雑な気持ちになる。
・ちょっと物を買ったりテキストを読むとかメソッド漁りしすぎて肝心の描く時間をおろそかにしてしまった印象。
・脳内がごちゃついていたので行動を可視化できるようにタスク表とか作って一日のルーティンを作り上げる 月の後半からは忙しくなってきたにも関わらず精神的肉体的に一番安定しているといってもよい
・他者の創作物・成果物を受容することへの耐性と受容態度を身につける 
・「自己肯定感低めの人」のための本 たまたま手にとってみる 自身の考えを補強してくれて励みになった。
・アニメ「ローリング☆ガールズ」のブルーハーツカバー曲にハマる。NETFLIXにも再加入し、バナナフィッシュで涙。アッシュ君に恋する。
・ITパスポートは勉強を途中から投げ出したので当然落第。死。
・おえかきは練習主体になる。というかなってしまう。
・仕事辞めるモードに切り替えるスタイルを作り上げていきつつある←いまここ
・MUSEDASHから、「Snail's house」なるアーティストの曲目にハマる。小洒落た雰囲気ながらチップチューンぽいのもあったりチルミュージック感があってほんと落ち着く。



<今年の総括>
・おえかき→コピックでがんばろうとしたが12月は忙しさ等からセーブ
・資格→落ち
・創作→設定詰まりで途中となっている
・生活リズム→作れてきた!
リヴァイアス→ほんとはもっと感想とか書きまくりたい なんなら最終回後同人誌すら描きたい
ポケモン→あと一勝でリバティノート記事掲載権獲得のところの試合。3連守るすら成功させてみせるが技外しで結局負け。すんごい悔しい。その後のオンライン予選は虚無。
・自分でも忘れていたが地味に今年、資格とってたんだな...すんげー微妙なやつ...


正直、今までの人生で一番一瞬で終わっちゃった..........。
なにかに取り組む→ダメ。ああ時間がない!→別のことを考える
結局この繰り返しをしちゃったかもしれない、、、、、
やるはいいが着地点を定めなかったり漠然としていたりがあるのがいけない。

あれ...仕事の話は...?
自分の中で、今の仕事が楽しいかどうかとか、やりがいがどうかとか、好きとか嫌いとか、なんかもうそういう次元じゃなくて、こう考えてみると本当に関心がないんだな。
完全に関心がないこと・接点がないことを仕事とし、普段の関心があるものは全く違うもの

超・超具体的な直近の目標。
●1月 
「ITパスポートの勉強と受験して合格してみせる」
「仕事では再編する所がでてくるのでそれをこなす」
「資格合格の旨を伝えると同時に退職願を出す」
●2月
・仕事は後輩に引き継ぎに注力する
・歯医者に行く。虫歯を治す。

1月と2月は現状ただでさえあまりおえかきしていないが更に描けなくなるかもしれない。
それでも一日に何も手を動かさないということは避ける。これだけを考える
また、日記は本当に散文になるかもしれない。日記を書くことにリソースを割きすぎない。こんなに長文を思うままに書いていいのは今日までだ。


本当に嫌だが、来月再来月は現実と向き合わなければいけなさそうだ。
興味のない世界から引き上げるための後処理。
しかしその世界にいたおかげか、200万円の貯金はできた。

そこにいることへの意義を感じないまま過ごしてただやっているだけ、というので組織に所属しているというのは本人の手腕に問わず、人間社会にとって善いことと思えない。
そういう見方からも、席を外すべきだと心底思う。

その結果僕が社会的にどんなにみすぼらしい姿になろうとも、それが本来の自分であると思う。

そして、その「みすぼらしい」は、他者的な視線の話である。
主観を大事にしよう。自分の「関心」に後ろめたさを感じず、辛くとも向き合って生きよう。
その結果が地獄となるかもしれない。
しかし、それを実感として経験したことのない僕にとって、経験すべきである。

天国ともなるかもしれない。

というか、凶か吉か、なんて話は本当はどうでもよく、
「自分の足で自分の人生を生きられているか」「自分の言葉で話せているか」ということだ。

その事から避けていた。大人になるとは、そういう事だと思う。
 
だけどそのうえでいいたい
そして今年心底思ったこと
 
 
一人で自分の世界に没頭するのって、心底楽しいよね!!