レールに乗らざるを得なくなったはずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

通りすがりで人助けをした

夜に差し掛かった外回りの最中のこと。

雪に埋もれて、駐車場から出られなくなっている車を見つけた。

 

僕も、車で外回りをしていた。

その現場の近くに用事があって寄った。

その後、一度は見過ごしてその場から去ろうとした。

しかし、途中で車を止めた。

 

フランチェスカなんて、最低なコロニーじゃない!」

痴情のもつれからか、電話越しに男性に泣いてみせる女性の声を聞いて、サイド6への核攻撃を阻止するためガンダムと戦う決意をしたバーニィのことを、僕は思い出した。

 

「情けは人のためならず」。

 

 

そんな言葉も思い出した。

数々の、言葉や情景が頭をよぎった。

ここで立ち去れば、悔いが残る。

「見て見ぬ振りをする、その他大勢の人間」に僕は墜ちるというのか。それは嫌だ。

 

「独身貴族は、自分のことさえしていればいいから、楽だ」

違う。僕は、独り身だが、誰かの幸せを願い、誰かと共に生きようとする覚悟はある。

 

そんな思いから、一度は立ち去ろうとしたものの、未だに雪に埋もれて動き出さずにいる車の運転手に、声をかけることにした。

 

結果的に、他の人の増援もあったおかげで、車は雪から出ることができた。

 

運転手さんからは、とても感謝をされた。

僕は、嬉しかった。

その人もなんとかなったようで、よかったと思った。

 

 

最近、

アムロレイは、優しさがニュータイプの武器であると勘違いしている男です。女性ならそんな男も許せますが、大佐はそんなアムロが許せない」という言葉がよく頭をよぎる。

 

僕は、そんなアムロに憧れている。

優しさが何かの原動力であったり、何かを解決する力であれば、そんなに嬉しいことはないと思うからだ。

それは人の知力があればこそ、とも思えるからだ。

 

いつか骨は折れるかもしれないが、今のところは「優しさで何かを乗り越える」だとか、先に進めることを意識していこう、と誓っている。