レールに乗らざるを得なくなったはずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

revise-us

無限のリヴァイアスを観た過ぎてバンダイチャンネルでここ数日どっと観ていた。

21話「あしたなんかいらない」、最後の引きがつらすぎて続き観れなくなった。

そのインターバルとして僕の実生活のもやもやを書き出すという次第(なんか文脈がおかしい)。

 

時系列をバラバラに、現在の自分の自意識がどのようであるかについて書き出してみる。

<よくない>

 

●頑張る他人が憎い

 

●自分より上の人間を避けるくせに、程度の低そうな、意欲のなさそうな発言をする他者に内心辟易する

 

●「闇練」気質である→うまくいかない自分を出すのをおそれる、失敗しても、見せないことで「なかったこと」にする

 

●「マイペース」を都合のいいように捉える。『時間はあるから焦らない』気質で、本当に焦らなさすぎて『目に見えにくい』失敗を重ねる。自覚症状はありながらも「通り過ぎていくような小さな失敗」を積み重ねていく。

 

<よくなった>

 

●(まだ残りはするが)成功している(ようにみえる)人、「何者か」になっているかのような人、前に出て目立っている人への羨望や、ワナビ思想、比較しての劣等感に押しつぶされる

→だいぶ薄まった。とはいえTwitterから逃げた事情はこれもあるのでなんともいえない。

 

レイシスト気質(学歴や仕事柄で人を判断し、自分と優劣を比べてそれによって接し方を変える)→薄まった。なくはないけど。よくない部分での「内心辟易する~」

 

●あれもしたい、これもしたい病

→薄まった。先月本当にポケモンしかやらなくなって、他を切り離した生活をしていても何も感じなかった。それくらいポケモンのこと考えてたしやってた。やることを決めれば大丈夫そう。が、ポケモン以外に「これ!」と決めたことで強いモチベーションを維持できるかというところが難しい。

おえかき欲。なくはない。が、おえかきに関して。

目標の立て方が様々であったり道のりの長さであったり、そもそもプレイヤー層が広すぎたり、ましてや作品をつくるのはデジタルかアナログかというところですら選択肢が存在する。さらに、その両者での手法の習熟という面もあるのでなおさら悩ませる。アナログで描いてたけど。そして同時に「評価されなきゃ萎える」リスクもつきまとう。...と、いろいろと取り組もうとしたときにネガティブが噴出し足枷になって「だったらやらないほうがマシだ」という判断をして、離れている。

そして、これらの萎えを払拭するとってもラクな解決方法。

「うっせぇ!!!俺は好きなもの描いて自給自足してるんだ!!見てもらうために描いてるわけじゃねぇ!!俺の描く〇〇はカッコよくて俺の描く〇〇はかわいいんだ!!!!!」

というマインドセットだ。「自己の作品」と「他社の意識」を切り離すのだ。

でもやっぱ、評価されたいんだよね。「評価されるコミュニティ」に属するにもリソースを消費するなぁって思うと、やっぱ諸々含めて本腰入れておえかきやろうって今はなれない。

 

____総じて、「よくなった」面を考えると、一切の他者意識を無視して「僕は僕だ」と思えるようになりつつあるからかもしれない。

で、おそらく次の段階は、その「僕は僕だ」という自意識を保ちつつ他者とコミュニケーションを図ることなのだと思う。

僕の今の<よくない>は、結局「他人の否定を恐れる」「他人からの評価を失う」ことに直結している気がする。

 

かといって、ネガティブな言葉は出した時点で吐いた本人にも帰ってくるし、他者にもストレスを味わわせるものだ。

妬みや悪辣な感情はをそのまま吐くことが良いのか。それは必ず間違いだと思える。

 

「僕は僕だ」意識を保ち、(負の感情を抱いたとしても)善いコミュニケーションを図る。図ろうと努力する。

 

これで思いつくのが、「他者をなるべく具体的に褒める」ことだ。とってつけるようにでなく。

 

誰にでもどんな時にでも褒めようとするのでなく、思いつくことあったらちゃんと尊敬するスタンスを示しておくことが必要なのだと思う。

 

というわけで、まとめてみる。

 

【今の僕は、他人に嫉妬的であったり、うまくいかない自分を見せたりすることを恐れていたりする。根源的にこれは、他人から拒絶される恐怖に由来している。その改善には、他人とのコミュニケーションをしっかりとることが不可欠だと考えた。具体的な方法の第一歩は、「他人を褒めること」。円滑なやり取りをするためにも、また、自分の他者意識を極端にネガティブでなくするためにも、自分から他人にはたらきかけるのだ。】

 

 

 

 

<唐突に...リヴァイアス19話「えがおできみと」より、好きなシーンの抜出し>

 

艦内を出歩いていた矢先、「特権階級だから」というやっかみから他生徒たちから突如暴行を受ける昂治。多対一で無抵抗、殴られ蹴られ傷つく昂治。そんな彼の下へ弟の祐希が駆け付け、暴行を加えていた生徒たちを殴り飛ばす。「言ったはずだ!何もしねえで文句ばっかり言ってる奴は死んでるのと同じだってな!」薄れゆく意識の中、弟の祐希が駆け付け自らを助けてくれたことはかろうじて認知する。「祐希...」そう呟くと昂治はそのまま気を失ってしまう。

その後、彼が目を覚ましたのは見知らぬテントの中。近くには祐希と度々行動を共にする少女・カレンが立っていた。下記はその場でのカレンと昂治のやり取りだ。

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昂治:いっ...祐希は?

カレン:どっか行っちゃった。よっぽど嫌われてるのね。お兄さん。

昂治:みたいだな。ありがとう。手当してくれて。すぐに出てくからっ__
カレン:祐希はなんでも一人でやろうとしてる。他人を嫌悪してるくせに誰かに認めてもらいたがってるの。なんで?...教えて?
昂治:___分かんないんだよ。俺にも...祐希ともめたい訳じゃない。今だって、全員もめずに救助が来るまで、リヴァイアスで生活したいだけだ。それだけが望みなのに。...背伸びしてるのか俺は?

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カレン:そんなことない。やりたいことに優先順位をつけて、努力しなくてもいいから覚悟を決めるの。それだけで大抵のことは出来るわ。
昂治:そんなもんかい?
カレン:ええ。
昂治:君の今の最優先は?
カレン:相葉祐希。
昂治:死ぬかもしれないのに?

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カレン:人はいつか死ぬわ。だから私はやりたいことをやるの。
昂治:君が祐希に惹かれる理由は分かるよ。どんどん凄くなる。俺は、他の誰よりも一番あいつを認めてる。...と、思う。
カレン:素直にそう言えばいいのに。
昂治:...(それまでカレンと合わせていた顔を少し下にそらす)

カレン:...ね。お兄さんの最優先は?
昂治:俺の?
カレン:今一番しなきゃいけないことは?
昂治:(シュラフから立ち上がって)部屋に戻ることかな。多分その辺が最優先だ。
カレン:(昂治がテントから出ていくのを見届けた後)うれしかった?
祐希:(心の中で:やっぱあんたはクズだ。どうしようもないクズ野郎だ...!)

 

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まるでカレンが昂治のカウンセリングをしているかのようなシーン。が、とにかくここはカレンの信条、性格、ライフスタイル諸々が垣間見えるのと、その潔さを感じ取れてとても印象深い。

太字にした部分「やりたいことに優先順位をつけて、努力をしなくてもいいから覚悟をする」「いつか死ぬのだから、やりたいことをやる」

この言葉はスタンスがまったく矛盾せずにつながる。いつか死ぬ。死ぬのだったら後悔をせずに生きたい。だからやりたいことをやる。やりたいこと以外、諸々のことに関してはやらなかった結果含めて『優先順位をつける/覚悟をする』という意味に込められるのだろう。そして、彼女はその最優先が何かと昂治に問われた際、間髪入れず「相葉祐希」と答えている。カレンは祐希に惹かれている。だから一緒にいたがっていて、そして祐希を理解するために、近づくためにも兄の昂治ともコミュニケーションを図る。

まさに「やりたいことのために行動する」という行動原理と一致している。彼女のこのスタンスの一貫性が清々しく思えるし、こういう在り方が一番健やかでいられるのだろうなとつくづく思う。当記事において「僕は僕だ」という自意識の話について触れたが、カレンはまさにそれを確立し、ブレずにそれを体現できているキャラクターといえよう。

 

また、カレンのこのような生き方はまさに『エネルゲイア的』なものだ。

(概要は下記参照)

エネルゲイア的な生き方とキーネーシス的な生き方について(アドラー心理学「嫌われる勇気」の感想) | kimurakoki.com

「今、ここ」を生きることを考えるカレン。その価値を最大にするために生きるカレン。

そんな生き方は、『自分が』幸せに生きる在り方の一つだ。

 

カレンにとって祐希は、自らが恋愛対象として好む存在であるのは事実であろう。

そしてそれは、「いい男と付き合っている私」を演じたり、「自らの不安を埋めるための紛らわせるための存在」というような打算的なものでなく、彼女自身が純粋な好奇心を向けることができた初めての存在が祐希だから、という祐希の個人的事情一切を取り払った「キャラクター」に注目できたという意味で惹かれているのだ。

 

僕は最近、岸見一郎「愛とためらいの哲学」なる本を読んだ。相互に長き愛を温め続ける秘訣は、「自分は一人でも生きることができるが、あなたを愛することでさらに善く、両者で幸せになっていける、つくっていける」ことだと学んだ。

 

カレンは、そのような愛し方を実践しているかのように思えて、それが興味深かった。

 

とにもかくにも。

 

カレンの生き方は僕にとって実感のあるロールモデルになる。

「自分が幸せに生きること」を考える。そして、「自分だけが幸せになる」のでなく、「人を愛して幸せになる」ために、「愛して、一緒に幸せになるための行動をする」ことを信条とする。

 

 

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リヴァイアスのキャラクター達、それぞれの恋愛観が本当によく描かれていてとっても面白い。女性キャラ達の「他人の愛し方」はまさに十人十色でとっても楽しい。

 

今、お勉強をしつつ、無限のリヴァイアスと向き合いたい。