はずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

現代人男女の感性の画一化

というのはある気がする。

「コト」消費化は著しく進むし、二次元系のオタク文化に触れる人なら、昨今はアイドル的キャラクターで好きなの(推し)いるっていう人が大半なんではないだろうか。

しかも、それは性別が関係なく。

とはいえもちろん、男なら女キャラ、女なら男キャラ、というのが大半だろうが…。

 

おそらく、好きのなり方も、消費の仕方も、性別差はほとんど関係がない。

コンテンツがあり、それで売り出すキャラ群が、男性であるか女性であるか、それだけでファン層はほとんどキレイに二分される気がする。

 

…ということを、ある男性アイドル系動画のコメント欄をみて思った。

 

 

 

ん〜〜〜〜〜〜なんというか、異性のことを知りたくて、その関心先は何か、を求めて、このようなことをしてみたのだが…

 

人の趣味嗜好は、本当にセクシャリティとは切っても切り離せないということを、強く強く感じる。

要するに、こういうことをしていると、他人の性癖を(勝手に)知った気がしてしまうのだ。

 

つまり…反対もそうなんだろうな。

女性が、ガンダムだとか、アイマスだとか、男オタク!って感じのコンテンツにフラットな状態で触れたとき、どう感じるのか。多分、ムズムズするのだろう。

 

 

…こういう事を考えたとき、いわゆる「国民映画的」作品は、そのようなセクシャリティはかなり切り離されていることに気づいた。

ドラえもんとかああいう感じの。

コナンもわりとそれに近い気がするが、女性層かなり取り入れてもそういうセクシャリティ性は感じないし、あくまでもサスペンスが主題だから、そのあたり絶妙な塩梅だなと感じる。

 

 

 

僕の想像力よ、さらに鍛えられてくれよと願うことがある。

それは、「男性アイドルを主観的に好きになれる」想像力を手に入れたいということだ。

 

これは、個人的になかなか難しい。

 

…しかし、現在のオタク文化の中心は、「男女それぞれのアイドル的キャラクターをたて、それに様々な方法で接触ができ、インタラクティブ性があり、実イベントとしても消費できる」、コト消費的な文化が大きい気がする。

 

僕は、この「コト消費」の文化に慣れていなければ、その対象先たるアイドル…男性アイドルキャラというものにも、やはり慣れることができていない。

 

こんなにも、架空のキャラクターに感情移入をしやすい人間なのに。

 

やはり、「男性アイドルとなる自分」なんてものは、到底想像し得ないのだよな。そこなのかもしれない。

正直、僕に理想があるとしたら、性的魅力をアピールしてたくさんの異性の気を惹く…

というよりは、圧倒的な自身の能力を見せつけることによって、男たちから一目置かれ、評価され、称えられることの方が願望としてはある。そこなのかもしれない。

 

だから、そういう男たちは、異世界で圧倒的な力を振る舞う者として君臨することを望むのだ。

だから僕らは、突如として現れた巨大な身体たるロボットに、世界の危機を救うために選ばれた戦士として搭乗することを望むのだ。

 

…なんの話をしているやら…