こえとも・Ulog・NETROOM
学生コミュニティ。
●こえとも
https://apps.apple.com/jp/app/koetomo/id940401053
・中学生～高校生が多い。＋大学生少々（いるとしたら、大抵男子大学生）。
・かまってちゃんの巣窟
・Twitterやyoutubeでバズれない二軍三軍が入り浸るイメージ
・TLで自撮りをすることで承認欲求を満たしがち インスタントなやり取りに執着する
・男女ともに声を作るのが主流 →男：歌い手っぽい声（曖昧、、ちょい高めのブレス効かせ気味みたいな感じ）、女：ロリ声っぽくする？or気の強めハキハキ系orいわゆるハム声
・男女のアイコン→男女それぞれ、アニメアイコンってわけではないけど絶妙に抽象度ありながらも美少年美少女たらんとするアイコンって感じ。この絶妙な美化願望、わからないでもない。美少年（美少女）化された身体の美少年（美少女）ボイスをすることによって、理想化された自分を演じることができる、というわりと『バ美肉』に近いものを感じる
・男子の下ネタ投稿→女子のツッコミやキモ！する流れが多い
・深層的にはネット恋愛を欲求する人が多い（十代）。マンガのような恋愛を求めているのだと思う。先述した、美少年美少女、美声化した美しい自分が、同じような美しい異性と話し好き合うという流れ。が、その抽象度と閾値があまりにも限定的すぎるためすり合うことがない。というか現実的でないので、価値観を改訂しない限りすり合うことがおそらく一生無い。
・このアプリを楽しめるのは高校生まで。そして、健全な楽しみ方は「自分のおもしろボイスとかを披露して笑って貰う、同じような面白系と通話して楽しむ」がベストだと思っている。ゲームとして使うという意味合い。そうでない使い方をするとドツボに入ると思う。インスタントな承認欲求を満たすためにしてしまえば、心の中のマイナスをゼロに近づけるようでそうでなさそうな光景が延々と続く。
・大学生以降でちゃんと楽しめるとすれば、立ち回り方を明確に決めれば楽しめると思う。対話そのものを目的として、
１.通話機能を用いて、出会いは刹那的でも多様な価値観を聞いて見識を深めるというやり方
2.自分で派閥のようなものを作り上げてコミュニティに新風を吹かせる
というのを考える。でもこれだけに特化して遊ぶの、ほんとに精神的に自立できてないとキツい。結局、ライトには楽しめない気がする。だから、「楽しめるのは高校生まで」と先述した。
基本的に僕、自分も含めてなんだけどここの人たちの精神性は賞賛できないな。どういうことかというと、「たいして自分に魅力ないくせに自分にしか関心がない」ように見えるからだ。
現実空間でいい思いをする機会がない→「どうすればよく見えるか？」「よく見えないのはなぜか？」を考えるのではなく、「本質的な自分はこんなにステキなのに誰も見ない！お前らの見る目がない！」という排他攻撃衝動が働く→その排他的情動による言動を投稿し、いいねを得る→得たことによって、そのような自分のスタンスが正しいと錯覚し、それが正解であると感じる→最初に戻る。
またこういう風潮が作るのは対話ではなく、画面の向こうの人の心をも半ば無視したような大喜利大会。「自分が面白いと見せるためにお前は踏み台になる」というスタンスを感じてしまってなかなかにザワつく。
「ことば」によるコミュニケーションが崩壊しているし、そもそもUI自体それに即したつくりになっていない。
正直な所、健全なコミュニケーションを願う人間にとって、詰み。
まごう事なき詰み。
自分が大人だと思うのなら、基本的にこのアプリをやる意味はありません。
●Ulog
・投稿ブログ型コミュニティ
・なんか異様に女子中学生が多いイメージ というか女子中学生が主力層
・ツイステとか歌い手の人気がすごい
・バトンとか学校の出来事（テストの感想など）、家族間の出来事・関係についての悩みや愚痴、などの記述が多い
・『バトン』、質問のリレーをやる人も多い
・イラスト投稿、二次創作（主にSS）を上げる人もかなりいる イラストは正直上手い人多いと思うビビる 表情とか手よくみて描いてるなぁとほんとに感心する ガチで現代人のイラストレーションと色覚の平均値上がってるだろ。年代下に行くほど平均値絶対上がってるわ。確信した。
・『荒らし』、『晒し』行為についての話題も見かける。
・「病み」系の投稿。これは結構PV数ある。精神疾患カミングアウトだとか、LGBTQの類についての内容だとか。これについてのリアクションは、応援と共感（と、アドバイス）だ。
・絶対的な能力の高さ（絵が上手い、ブログ内容の情報の濃さ、質の高い考察等）を評価されるより、主力層（女子中学生）の派閥でいかに人気になるか→共感力を得た上で能力の高さを評価される というゲームなので、いわゆる「なれ合いゲーム」的な感じはかなり強いと思った
総じての印象。なんか自浄作用がわりと働いてるイメージあるので、なれ合いいえども個人的に良い文化だと思う。文章をかくコミュニティってやっぱりいいと思うんだよなぁ。自分に見合った発信場所がある、というのはすごく大事なことだと思う。コメ欄のやり取りも励まし合ったりとかが多い感じで、そんなに殺伐とはしていない。
それゆえに大人の入る余地は、正直基本的にない。仮にこのコミュニティ内で質を重視した考察系記事等を投稿してもまず反応はないだろうし、みる人の多くが中高生なので「カタい文章だなぁ...ムズカシイ」でブラウザバックする。同質性を求めているため、それを担保していない文章は管轄外となる。
あとこのコミュニティでコメント欄によく頻出する「もう年だから～」を自称してアドバイス気味なこと書き込むおじさんも見かけた。が、正直ああはなりたくないと思った。「その年代の人間にとっては当たり前のこと」をわざわざ「分かっていないなくて当然」の人たちのいる場所に書き込みにいって得意げになるってキツないか？そうすることに明確な目的があって、利害的なナニかの為になっているのならよくわかる。けどそうじゃないんなら自己満説教たれ流しおじさんって感じでキツいんだよな...
僕は、オジサマすき。日本はマジでオジサマに冷たすぎる。創作物の物語神話の弊害がモロに出まくっている気がする。資本主義社会と高校までの教育体制の分断による弊害によってそうなっている気も大いにする。
だけど、求められてもいない上から目線の言葉を場違いに言ったり、いや、言いまくったりするオジサマはちょっとやだよ。ランバラルとかオリファーさんとかケネスみたいになりたい。上からのこと言っても、ケロっとして、やぁ、ウザったくてスマン！て笑って許してもらえる人間になりたい...し、そもそもウザいって意思表示してもらえるようなコミュニケーションをとれることをも意識しなきゃだな。
で、そんなことを何故考えるのかだけど、ここに僕の未熟さがある。結局ヤりたいだけなんじゃないかって。心を許してもらえれば性欲をも受け止められるという。ここがガキというか...ロリコンなんだな。
円滑なコミュニケーションは、仕事をよくするためにする、という明確かつシンプルな目的のために遂行できるのであればいいけど、そうじゃなくて、もっと複雑に考えてしまう今の僕がちょっと...やっぱり、社会的な大人として出来上がってはいない。
オジサマになったら、あまりネットしなくてもいいような自分にならなくっちゃ...とも思う。ふんわりしてるんだよなぁ、この辺...
...円滑なコミュニケーションのもっと大事なことを、今更書くのだけど、結局、その対話を通じて自分の価値観の深化につなげられるということがもっと大事な観念な気がするが、追伸的に書いた。本質を見失っているんだよな...
●NETROOM
・チャットコミュニティ
・アカウント作成に関しては名前とパスワードだけでメール認証さえ必要としないので参入障壁が異様に低い
・それゆえか、小学校低学年～中学生がかなり多い まあまあ高校生（高１、高２くらいか）雑談ルームなんかが乱立しており、和気藹々としている。男女半々というイメージ
・ゲームの話題は東方、Sky、アンテ、マイクラ、一部太鼓の達人、一部APEXという印象
・常連とかのメンツが固定してきているっぽい？
・なりチャ（なりきりチャット）のスレッドも見かける
総じて、子供のおもちゃ感が強い。僕はここでイラスト系スレッドを立ち上げて壁打ち気味にやっていた。ここで反応はもらえたし、褒められるのは素直に嬉しい。が、なんか、ナニやってんだろう感はちょっとあった。そこでいい兄ちゃんとして立ち回れればよかったが、距離感はやっぱりある...し、共通する趣味もないしね。
まあここも荒れたりとかもあると思うけど平和だと思う。殺伐とはしていない。いいんじゃないでしょうか（適当）
掲示板のような用途として使うならば、大人の入る余地はある。映画の感想を書き込むとか、まあ話題は何でも良いけど...が、双方向の楽しいコミュニケーションがとれるかというと、多分とれないと思う。大人の絶対数少ないし全然見かけないし。当たり前だけど。
というわけで、ここも大人の入る余地があまりない...が、明確に部屋ルール、話題なんかを決めてそこでだけ運営していくというのであれば、わりとここは大人でも立ち回りやすいんじゃないかなと思う。みんな割と素直だと思うので。
●一番闇が深い僕
26にもなってこんなことするのやばないか？で、そんなだから、半ば当然、このいずれのコミュニティにも迎合しようとしなかったし、そうなる努力もしなかった（する必要ないです）。ナゼこんなことをしようとしたかというと...根っこは多分、性欲がある。
三大欲求のうち、食欲と睡眠欲は満たせる。一人でも満たせることだ。しかし、性欲。他者を欲する情動。これは、コントロールしようがない。射精をしたいだけなら、オナニーをすればいい。が、肉欲を得たい、それもなるべくカネのかからない方向で...ワンチャンねえかなぁ...なんてことを考えるから、こえともなんてしてしまった。ノーチャンだってのにね。UlogとNETROOM。それは過去の自分を認知されない場所、「背負っていない自分」として承認欲求を満たしたかったことがある。が、結果は、まったくの門外漢なので、単発的な登場のみで終わる。という有様だ。というか、他者から認められる自分、というのを第一に考えているのが、どうも精神性がよろしくない。
ようは、僕にとって自分をざわつかせるもの、おそらく「他者欲求」があると思う。性欲と近しいのかそうでないのか、ちょっとわからないが、もっと簡単に言うと、「サミシイ」を、小ずるい方向で満たそうとしていた、ということだ。
こういうことをしてわかったことだが、方向性がわからなくなった。
なんか、カンタンなことなのに、それをムツカシク考えてしまった気がする。
そもそものこういう事をするきっかけ。前回の小説あらすじを書いていたところで、がんじがらめになって手がとまって、そっからズルズルと↑のコミュニティを中途半端にROMしまくったりしてしまった、という次第だ。つっても、NETROOMは去年の秋ごろからちょっとずつ行ったり来たりだったが。
で、今僕が思ったこと。そんなに女と絡みたいならキャバクラでもソープでも、何でもいけばいい。が、それじゃカネがかかりすぎる。
...あるじゃないか。肉欲がいらないのなら、話だけでも出来る場所が。
メイド喫茶だ...
で、話す話題を事前に決めて、時間を決めて、明確な目的
（女性と話して自分の精神性を知る）のもとの行動（達成できたか否は問題でない）さえできれば、使い方としては十分なんじゃないか。
つまり、カネをかけずに、心地よくなろうとしていたのがそもそもちょっと姑息だったのだと思う。
メイド喫茶でお話をする。
多分、これがコスパいいだろう。
そして、ここで問題になるだろうことが一つある。
増長してメイドさんに好かれたいと思うことになりはじめやしないか、ということである。
目的をはき違えるのはすごく危ない。
あくまでも目的は、自己の健全化というものだ。
ようは、部屋でダラダラしているより、結果的によほどマシになるんじゃないか、という気持ちだ。
まあいいや、やってみる！
結局ね、僕創作活動没頭したいんだよ。というか、ナニかに没頭したい。
それを一番にしたいのに、こういう風になっている自分というのに、情けなさを感じてしょうがない。
自分の思う自分は...なんてことより、自分の好きな、気になる、ものはナニか、について考えたいのに、自分の主語が、自意識が、今は大きくなりすぎちまっている。
これが面白くないんだな。
面白くないし、ドツボなんだよな。
それは抜け出したい。自分の足でどうにかするしかない。
そうする土壌は十分にあるので、できるうちはしときたい。
というロジック。
