はずレールガン

もがくしょうもないオタクの脳内

はれのそら

いちめんに拓けた空が

限りなくつづいていく

その透き通った青さに

思わず吸い込まれそうになる

なにが吸い込まれそうになるのか、わからないから

心が、ふみとどまることを忘れて

瞳をうるおそうとする

いつも、こうだったのだろうか

頰を伝うそれを、照りつけるのが

澄んだ青の中にひとつ、ぎらりと輝く

摂氏何千度という、光球のそれだ

いつも、そうなのだ

きっと、いつまでも、そうなのだ