上司に言われた
要約すると、こうだ。
「上役からも言われたけど、もっとしっかりと、早くやって欲しいんだよね。そろそろ後輩も入ってくるし」
「休みもあるけど、仕事ありきで考えて欲しい」
対面で上司と打ち合わせたとき、こんなことを言われた。
反論はしたい。理屈はある。
が、これはその通りだ。
僕には、競争心というものがない。
いや、同僚がいないのだ。だから、「アイツ、あんなに出来るのか。僕もやってやる」という明確な比較対象となる相手がいない。
やはり、手ぬるく育ってしまったのかもしれない。
これまでの社会人生活にしろ。以前にしろ。
そのような性質が仕事にも表れ、結果としてこう言われるに至ったのだろう。
僕は、「成長痛」を恐れている。
それは、仕事で新しいことや、やり方を変えた時のストレスが半端でないから、イヤだ、ということだ。
しかし残念なことに。
こんな仕事を、こんな環境を選んでしまった。
そして、「今すぐに辞めてやる」という度胸がない。
この状況で辞めるのは、男が廃る…という物言いはしたくないが、事実そのような心情がある。
また、どのみちキャリアがなければ、対外的な評価もない。
となれば、まだ続けるしかない。
再三書いていることだが、僕は、ひどく前時代的なこの職場環境が大嫌いだ。
しかし、気づいたことがあるが、これを変える役割は、僕の役目ではない。
今の僕の役目は、自身に降りかかる仕事を、まずはきっちりと、手早く終わらせること。
そこに、少しのプラスアルファをもたらすこと。
このような方針で、僕は仕事をしていこうと決めた。
そして、仕事に対してあれやこれやと考えすぎないこと。
悔しいけど、僕は男なんだな。
気迫が、気持ちがどうだというのは、信じていない。
対外的に可視化できる行動や、その変化がなければ、やはり善い方向になど傾くわけがない。
そこで僕は、まずは上司に対して自身の就寝タイミングを報告する、という作戦をとることにした(たまに朝刊時間に起きられず遅刻するため…て、情けないなこれ)。
気持ちが何になる…とは書いたけど、今の僕の本心は、
「こんなヤツら殺してやる!!!!!僕はできるんだ、やればできるんだぞ!!!!!」だ。
この気持ちを抱いたことも忘れないでおこうと思います。おやすみなさい。