嫉妬
嫉妬の話
今年入ってきた後輩がいる。
彼の女性への接し方は僕のそれにとても似ていた。
尽くすようなアプローチ。
それでいて「好き」と断言しない。
それが正に自分をみているようで、しかし、自分とは明確に違って、
その後輩は体育会系によるような見た目で、
それでいてにこやかでいて。
なぜそんなにできる。なんでそんなにおもてなしができるんだ。
色々あるのだけど...似ている所を感じるから嫉妬する。
本当は、自分のことだけに集中したい。
しかしどうしても、職場が狭いし、周囲がどうしているかは目に入ってしまう。
自分の気持ちには素直になる。
嫉妬している。
だけど、素直になりすぎてその感情を暴走させていはいけない。
負の感情があることを認める。すぐに嫉妬する自分。
このことを自覚する。追求しすぎても、自慰行為だろう。
そんな自分を変えようとは思わない。
自覚をする。むしろ、変えようがないだろう。
自覚をするからこそ、その感情からすぐに切り替えたりすることを心がける。
今は、そんなもんだ。
こう書いていると、意識の方向が「他者と自分」でなく、自分にだけ向けられてきているのを感じる。
だからこれでいい。
次にやることはごはんを食べることだ。
我ながら長丁場の仕事にとてもお疲れであった。